チョロQ学園 改造コンテスト
エントリーNo.1

ディールズ・チョロQバハ

ベース:STD-99

北海道 タキmotoGPさん


アメリカの車漫画家でディズニーのアニメ映画「カーズ」のカーデザインを手がけたデイブ・ディール氏。彼がチョロQ25周年の記念に書いた一枚のイラストをもとにして製作しました。
チョロQ学園 改造コンテスト
設定は「バハ500マイルレース」で荒野を疾走するVWバグ、彼が実際に参加した車両も参考にしています。ボディ形状はほぼオリジナルを保ち、ライトはフェンダーに、ボンネットは当時のグラスファイバー風に。エンジンはプラモのバイクを2台分使い、コインホルダーへむき出しの状態で搭載。リアウインカーは珍しくクリアパーツでリアルさを追求。当時のステッカーを貼ったり、ダンロップタイヤの刻印も塗って70年代風にしています。ジオラマはバハ半島(メキシコ/米)らしくサボテンと荒れ地を再現し、チョロQ外車シリーズのケースをカットしてのせ、飛び散る砂や小石と巻き上げる砂煙を上下2層に分けて脱脂綿と筆塗装(!?)で表現しています。
チョロQ学園 改造コンテスト
豆ダッシュのころからバハバグを取り上げたことからも、後輪が大きく前傾したスタイルとかわいらしいディフォルメからも、間違いなくチョロQはデイブさんの漫画から影響を受けて誕生しています。もしデイブさんがいなかったらディフォルメ・トイ・カーというジャンルは存在しなかったかも知れないと思うと、感謝の気持ちを表わさずにはいられません。残念ながら2008年10月にデイブ・ディールさんはお亡くなりになったそうです。彼の功績をたたえ追悼の意を込めて作品を応募させていただきます。