インフルエンザになってよかった | 宇宙と私の休憩室

宇宙と私の休憩室

主婦で会社員。元生きづらくて今幸せな私から、自分を幸せにする方法をお伝えします。
HSS型HSP。

先月インフルエンザになったのですが、あの時インフルエンザになって本当に良かった。最高のタイミングでインフルエンザにかかったんじゃないかって思わせてくれます。

 

 

なぜなら、今とても穏やかに過ごせているから。砂糖断ち、小麦断ちのチャンスを与えてもらったから。

 

 

夫や職場の人には、ご不便や心配をかけてしまったけど、私を救うためにはどうしても必要なインフルエンザだったと振り返っています。

 

 

インフルエンザになる1週間前。不安障害、睡眠障害があり、半年前から婦人科で漢方薬をもらっている状況でした。原因は年齢から判断して更年期障害となっていました。婦人科の先生から、優しい効き目の睡眠導入剤やホルモン補充療法を勧められました。でも、できれば漢方薬で治療していきたい私。西洋医学に比べて効き目がやんわりなのは承知の上で、漢方薬での治療を始めました。

 

なぜ、西洋医学の薬を嫌がっているかというと、やめるのが大変そうだから。身近な人が睡眠導入剤や心が安定する薬を飲んでいます。少し減らしては元に戻して、もう何年もその繰り返し。いつ薬を卒業できるんだろう。やめる時も同じつらさを乗り越えるなんて、つらすぎる・・・

 

 

 

私は朝晩に漢方薬を飲むのですが、やっぱり効き目はやんわり。正直全く効果を感じません。でも、西洋医学の薬は飲みたくなくて、気休めで漢方薬を飲んでいました。

 

 

ただ、日に日に心が苦しくなり、先生からも「そんなに辛いなら医者としては薬を飲んで楽になってほしいけどね。無理しないでね、西洋医学の薬にしたいときはすぐに処方してあげるから」と心配されていました。

 

 

インフルエンザ一週間前は、ほぼ眠れなくて、心がつらかったです。なぞの吐き気、背中痛、リンパのはれなど、毎日違う症状に見舞われていました。仕事にも行きたくなくて、休みたいでも休めない、休む理由をなんといいっていいかわからない、こころがつらい、くるしい、こんなこころのままでは生きててもつらいだけ、生きているのに死んでいる。

 

起きて、仕事して、帰宅して、夕飯作って、寝る、の繰り返しを、ぐるぐる回るおもちゃの中で走るハムスターみたいに、やっていました。

 

 

これって本当に更年期障害?それとも私のメンタルが弱いから?

 

 

そしてとうとうインフルエンザに感染します。しゃべりすぎたから喉がかれていると思っていましたが、そうじゃなかった。喉に違和感を感じて3日目に発熱しました。

 

夫に連絡、職場に連絡。発熱の前日は夫の両親と食事をしていたので、そこが一番心配でした。夫にも職場にも両親にも感染はしておらず一安心。

 

インフルエンザの特効薬を飲み、解熱剤を飲み、それでも熱は38度ありました。(インフルエンザのときは、西洋医学の薬にお世話になっております。そのときだけ飲む薬には抵抗ないのです)

 

 

高熱の中、職場に引き継ぎの電話をし、上司に仕事をお願いしました。

 

 

そして、ようやく落ち着いて休めることになったとき、「これでやっと休める」という気持ちが湧いてきました。インフルエンザになってよかった、病気で高熱なのはつらいけど、仕事に行く辛さに比べたら、インフルエンザのほうがずっと楽だと感じていました。

 

今思うと、そこまで自分を追い詰めていたし、心が辛かったし、睡眠不足でボロボロでした。

 

熱は下がってほしいけど、下がったらまた仕事。熱で寝てる方が心が楽だよ。堂々と休めるよ。

 

実際は眠りたいのに、高熱のため幻覚があらわれて眠れませんでした。

 

 

そして発熱から2日目、なぜか心が穏やかで楽なことに気づきました。その次の日もその次の日もです。熱は下がってもだるいし、まだ睡眠時間は短いのですが心は軽い。

 

インフルエンザ前までの心は、重たい鎖にしばられて、努力とか前向きな考え方とか、そんなものではびくともしない心の重たさがありました。

 

でも今は心が軽い。下に引きずり込もうとする力がかかっていません。不安な気持ちがなくて、穏やかな基本の気持ちでいられているのです。

 

 

インフルエンザ前に心が最高につらい日があって、そのときからお菓子をやめていました。メンタルとお菓子が関係しているってことは、なんとなく知っていたけど、あんまりまじめに考えていませんでした。

 

だからそのときも、なんとなく最近食べ過ぎてるし、ダイエット目的で平日は食べないようにしよう程度のことでした。

 

ちょうどお菓子をやめた後インフルエンザに感染、食欲がわかずお菓子を食べる気持ちもわかず、さらに高熱が体をデトックスくれたと思っています。

 

 

このときから、もしかして私の心の不調と睡眠障害はお菓子・小麦にあるのではないかと実感し始めます。

 

 

今日も穏やかに過ごしています。インフルエンザに感染してからは、婦人科に処方してもらった漢方薬も飲んでいません。また症状が出たら飲もうと思うけど、今はお守りとしてもっているだけ。

 

 

こんなに穏やかに自分の気持ちで過ごせる時間って幸せです。

 

あのとき、インフルエンザになってよかった。心がボロボロで、休みたいのに休めない私を休ませてくれた。砂糖断ち、小麦断ちの機会を与えてくれた。熱で体をデトックスしてくれた。

 

インフルエンザが私を救ってくれたと思っています。