『この一曲の為の一杯』 Chapter 41 | QJ's BLOG

QJ's BLOG

ソウル中毒者QJのブログ

HI360579.JPG
『(At Your Best) You are Love / Isley Brothers』


"Gimlet"
レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説『長いお別れ』の主人公が好んだところから一気に人々に広まったカクテルです

小説の最後の一行での私立探偵フィリップ・マーロウの名セリフ「ギムレットには早すぎる」を読んでギムレットファンになった人は多いです

ちなみに50年代初頭に書かれたこの小説の中でのレシピは
ジンとライムジュースが半々という甘いものでした

レシピ
ドライジン...45ml
ライムジュース...15ml
シェイクしてカクテルグラスに注ぎます
ちなみにウチはフレッシュライムで作っております


"(At Your Best) You Are Love"
1976年のアルバム『Harvest For The World』より

Aaliyahがカバーした事でも有名な一曲です

この曲には深い思い出があります
オリジナルは昔から好きな曲でしたが、初めて訳詞を見た時に衝撃を受けました
自分の好きな人に対する気持ち、シチュエーションが全く同じだったんですね

特に"You're A Positive Motivating Force Within My Life"というフレーズにヤラれました、、、
「君は、僕が人生を前向きに生きてゆく原動力になってるんだよ」

実を言うと、その好きな女性にプロポーズした直後にこの歌詞の内容を初めて知ったんです
一人で聴きながらボロボロ涙が流れました

その話の結末はコントローラーズとジントニックを紹介した際に書いた通りです

小説のセリフみたいに『結婚には早すぎる』って訳じゃないんですけどね(笑)


失恋して泣く為にソウルを聴くのか、ソウルを聴いて泣く為に失恋するのか、、、
僕はいったいどっちなんだろう?