コンストルクチオン その4 | (旧)空あります(旦)

コンストルクチオン その4

空あります-コンストルクチオン4





僕所有のコンストルクチオンの中で一番過激なのがこれです。
かっこいい。
ベニヤ板ってのはこうもなるもんなのか!
アルミサッシの間にある白い板やその傾き加減。
ブロックの数や配置もよい!

これを撮ったのは学生の頃なので、
もうさすがに影も形もなくなってるんだろうなぁ。
さらにかっこよくなっている可能性もあるけどね。




(蛇足)
注:勿論ですが、これらの構築物には僕の手は一切入っておりません。
写真に収める事しかしていません。
『空あります』に載せている写真すべてそうです。
そして選定基準として厳格に守っているのが、“そうなってしまっているもの”を扱うということで、
人為的な表現行為(例えば、渋谷の交通標識に無数に貼ってあるステッカー類や、グラフィティ行為など)は、
それがいくらおもしろくって美しくても、表現しようとした感がビンビンであるが故に、
つまらないものなので撮りません。(子供の絵は例外です。難しいところですが…)
“期せずしてそうなってしまったこと”“意識せずやってしまったこと”
には底知れぬ魅力があります。
それをおもしろがってやってます。


…そして表現者はこれらの“なったもの”に対していかに作るか。
“いかにしないようにするか”“いかに何もしていないようにするか”
が僕自身は大切な気がします。かなり難しいし、報われないだろうけど…。
ゆくゆくは実現していきたい。


…とはいえ、このブログ連載は“笑ってもらったら嬉しい”
が大大大前提なので、上の事柄を書いてしまったりして、野暮の骨頂ですね。

ふんにゃりラジカルでこれからもやります。

観てくださってありがとうございます。