何とも残念なことですが、現在、若年層(15~39歳)の死因1位は「自殺」だそうです。
参考URL:
https://www.sankei.com/life/news/201028/lif2010280004-n1.html
先進国では日本だけにみられる事態として、厚生労働省は「国際的にも深刻な状況」と危機感を抱いているそうです。
厚生労働省の「年齢階級別の自殺死亡率の推移の図(第1-6図)」を見ると、2016年頃からジワリと上昇していることが分かりますし、「平成30年における死因順位別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率・構成割合(第1-7表)」での死因第一位は「悪性新生物」か「自殺」のどちらかとなっていますので、今年急に増えたわけではなさそうですが、
(参考URL:https://www.mhlw.go.jp/content/r2h-1-3.pdf)
少子化やコロナによって未来を考えるべき若者が自ら離脱する社会は、日本の未来を考えるうえで、早急に取り組むべき問題だとこのニュースを見て感じました。
以下は、厚生労働省のHPにある資料を見ていて気になったところを抜粋したものです。
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・男女別の月別の自殺者数の推移をみると、男性は「3月」、女性は「7月」に自殺者数が最も多くなっていて、自殺者数が最も少ない月は、男性、女性ともに「12月」となっています。
・男女別の自殺者の状況をみると、男性がほぼ7割を占めています。
・職業別の自殺の状況をみると、「無職者」が最も多く、「年金・雇用保険等生活者」、次いで「その他の無職者」、「主婦」、「失業者」の順となっています。
・「自殺対策基本法(平成18年法律第85号)」というものが28年4月1日に改正施行されています。(誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して、自殺対策に関し、基本理念を定め、国、地方公共団体、事業主、国民のそれぞれの責務を明らかにするとともに、自殺対策の基本となる事項を定めること等により、自殺対策を総合的に推進して、自殺防止と自殺者の親族等の支援の充実を図り、国民が健康で生きがいを持って暮らすことのできる社会の実現に寄与することを目的としています。)
・自殺対策の数値目標として、「平成28年までに、平成17年の自殺死亡率を20%以上減少させる」ことを掲げています。
・「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現を目指して対処していくことが重要な課題であるが、当面の目標として、先進諸国の現在の水準まで減少させることを目指し、令和8年までに、自殺死亡率を平成27年と比べて30%以上減少させることが数値目標として設定されています。
・国を挙げて自殺対策が推進されるよう、国、地方公共団体、関係団体、民間団体等が連携・協働するため、また、中立・公正の立場から自殺総合対策大綱に基づく施策の実施状況、目標の達成状況等を検証し、施策の効果等を評価するため、「自殺総合対策の推進に関する有識者会議」を開催しています。
・令和2年度には、26億円が計上されています。新たな取組として、自殺リスクの高い自殺念慮者や自殺未遂者を対象に、精神科医療機関や消防等関係機関と連携し、地域のネットワークの構築により、当事者及びその世帯も含めた包括的な支援を実施するためのモデル事業を展開することとしています。
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最近、「自分ファースト」「他人ファースト」という言葉があるそうです。
検索すると、他人に迷惑をかける自己中人間が「自分ファースト」人間なんだそうなのですが、他人に迷惑をかけない自己中人間も「自分ファースト」と言えるそうです。
他人に迷惑をかけない「自分ファースト」人間は私はいいと思いますし、自分らしく生きる上では必要な要素だと思います。
自分の好きなことをし、好きに生きて、他人に迷惑をかけない。
他人に迷惑をかける自己中「自分ファースト」人間にならない限りは、自分を自分が大切に思う行為は、大変良い行為だと思います。
本人以外の人は「本人の問題の解決」ではなく「本人が生きるきっかけ」しか与えられません。
だからこそ、自分に余裕のある人は身近な人だけでも大切に見てあげることが大切になってくると思います。
親なら子を、子なら親を。知人、友人、ご近所さんでも、あなたのそばにいる人なら誰でも、1人だけでもいいですので、心の豊かさにつながる言葉や支援をしてあげることが、その人の「自殺」を防ぎ、その人のある未来につながる行為だと思います。
参考URL:
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/jisatsuhakusyo2020.html