今年も(嫌だけど)やってきました、薬価改定。

薬局としてはホント大変なんです😱知ってました?


薬の価格(薬価)は常に一定ではなく、2年に一度の頻度で薬価の改定を行います。

値段が上がる薬もあれば、下がって安くなる薬もあります、が、ほとんどの薬は安くなります。


私の薬局で1番上がる薬は、カルボシステイン250。一箱(1000錠)単位で3700円上がります。

一方、1番下がる薬は、ジャヌビア。一箱(100錠)単位で14700円下がります。


国はうまいことやってますよ。今、カルボシステイン250はホント手に入らない薬なんです。そんな手に入らない薬が高くなっても薬局が得するわけではありません。

下がる薬はとことん下がります。一箱14700円下がるなんて、ジャヌビアの在庫が沢山ある薬局はホント大変です。


私の薬局で値段が上がる薬は270種類。全て一箱単位でかうと次月28221円プラスになります。(一箱平均104.522円上がります)

値段が下がる薬はナント478種類!全て一箱単位で買うと次月260109円損します。(一箱平均544.161円下がります)


こんな感じのが2年に一度行われるわけですよ。

薬価は上がるけど不足しがちな薬は手に入らず、汎用性のある薬は下がりまくる。まだまだ薬の品不足もあり、ホントいつの時代も薬局は大変です。


薬局が儲かるはウソです。医療費の削減にどんだけ貢献していることか!

もし、儲かっているように思うなら、それはその薬局が頑張ってるからです。


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