皆さんは家族のお薬をどう管理していますか?
 
特に子供兄弟がいると、風邪などの病気に同時にかかりやすく、お薬もそれぞれ処方されるため、お薬の管理がごちゃごちゃになる可能性が大きいと思います。
中でも坐薬や目薬、点鼻薬などはバラバラになりやすく、とても管理がしにくいお薬になります。
坐薬は冷所保存だし、目薬や点鼻薬などは、袋には名前を書く欄がありますが本体には名前が記入できないものがほとんどです。
粉薬や液剤などが同時に処方されることも多いため、いろいろな場所にいろいろなお薬が何人分も!あれ?これいつのだっけ!?なんてことも考えられます。
また、お薬箱がある家庭も多いと思いますが、家族みんなのお薬がそこに大集合!しているのではないでしょうか?
 
お薬の管理は誤薬(薬の飲み間違いや飲み忘れなど)の防止につながります。
きちんとしたお薬の管理をすることは、自身のためにもなります。
 
まず薬を貰ったら
①飲み薬(錠剤・散剤など)
②外用剤(点眼薬・点鼻薬・塗り薬・張り薬など)
③冷所保存するお薬(点眼薬・注射剤・坐薬・液剤など)
に分けます。
 
①のお薬は薬袋から出して、薬袋は破らず、折り曲げ、小さいチャック付きの透明な袋などに入れ、お薬ごとに管理すると便利です。薬の数が多い時は『一包化』も考えましょう。
 
そして、お薬箱は家族分あると誤薬が防げるため、ぜひ家族分用意しましょう。
最近では100均などで簡単に簡易箱が購入できます。
自分はダイソーさんで買える蓋つきのシューズボックスを愛用しています。
いろいろな大きさがあり、そして蓋つきで100円!とても便利で経済的、そして安全です。
そこに『冷所保存』以外の飲み薬は、すべて入れるようにしましょう。
薬の置き場所も子供の手の届かないところがやはりベスト。
 
②の点眼薬や点鼻薬、軟膏剤などは、家族内で個々に色を決めておき、それぞれにシールを貼っておくと間違いが起こらないと思います。
 
③の坐薬は冷所保存です。
小さいチャック付きの透明な袋などに入れ薬袋を折り曲げ、薬と一緒に冷蔵庫の上段に入れておくといいと思います。
 
お薬の保管は、場所を決め、ちょっとした工夫が大切です。
そして見た目も大切。
体に入れるものや使うものですので、自身の体を大切にするくらいお薬も大切に管理しましょう。
 
ぜひ、お薬の誤薬を防ぐ意識を!