人には「欲」があります。
自分も欲の塊のような人間なので、「欲」を抑えきれない場面(特に買い物とか!)が多々あります(><)わかっちゃいるけど、ほしいものは集めたくなるんですよねぇ。
さて、人間の3大欲と言えば『食欲』『性欲』『睡眠欲』ですね。ない人はいないと思います。(たぶん)
しかし、この3つの欲は人間以外にもありそうですよね?
『食欲』がなければ死んでしまうし、『性欲』がなければ子孫は繁栄できない。『睡眠欲』もない生き物なんていません。
実は人間の欲は5つあり、『財欲』『名誉欲』がそれに加わるんだそうです。
金と名声、何とも人間的でありますね。
そして、その欲が過ぎたり、なさすぎたりしてしまうと人は『貪欲』になり、身を滅ぼしてしまう可能性が出てくるというわけです。
『貪欲』は煩悩の一つで、煩悩にはこれまた3つあります。
「貪欲」、「瞋恚(しんに)」、「愚痴」です。
「瞋恚」は、ねちねちと怒る心のことです。
そして、その煩悩(108)がなくなると人は『涅槃』に入るそうです。(釈迦談)
お釈迦様はこんな言葉も残しています。
「水、もし常になければ、その井戸が一体何になろうか?
欲、もし全く無ければ、一体何をどうしろというのだ?」
「欲というのはどんなに蓋をしてもどんどん井戸の水のように湧き出てくるものだ」ということです。
ということは、欲は湧き出てくるようなものなのにその欲をなくさないと「涅槃」には入れないということです。なかなか難しい!
ただ、欲を持つことはほどほどにするべきだということは、涅槃に入れなくとも生きるうえでは言えることです。
今の世の中は、なんでもどれだけでも手に入れることができます。
「欲」をコントロールすることが、自身を滅ぼさないための1つの近道だといえます。
参考URL: