誰にでもある「ほくろ」。
「ほくろ(色素性母斑)」はメラニン色素(紫外線から肌を守るいい奴!)を含むメラノサイトの高濃度沈着が原因でできるということはご存知の方も多いと思います。そしていいほくろと悪いほくろがあるのもご存知だと思います。
「ほくろ」は左右対称がほとんどですが、『左右非対称なほくろ』や『いろいろな色が混ざったほくろ』『変に大きいほくろ』『境界が不規則なほくろ』などは要注意なほくろです。そのような「ほくろ」が見つかったときは、むやみにいじらず、皮膚科や形成外科で見てもらいましょう!
さて、なぜ「ほくろ」は「ほくろ」というのか?
「ほくろ」は「母糞(母胎内でついた母親の糞)」からきています。少々お下品で残念な感じですね(><)
「母糞」「母黒」「ハワクロ」「ハウクロ」「ホークロ」という転訛を経て無事「ほくろ」となったそうです。
「ほくろ」とよく似たもので「そばかす(雀卵班)」と「シミ(色素班と肝班の二種類)」がありますが、「ほくろ」は塊、「そばかす」や「シミ」は点在ものです。
また、「そばかす」は若いころ(特に思春期)に、「シミ」は年を取ってから出ます。どちらも紫外線の暴露によって目立ってきます。「シミ」の場合はホルモンバランスが崩れてもできます。
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