皆さま
ここまでしてきた話をまとめておきます。
自分の干支だから、今年の干支だからと置物や縁起物として置くのは悪くはありません。
置物は、一度置いてしまえば、そこに鎮座する事になります。
でも、自分とは関係ない動物の置物だからと言って無視は出来ません。
それに、自分の干支の置物を置けば「身代り」になるという事も覚えておいて下さい。
これまで説明した、申(猿)、酉(鳥)、戌(犬)は神使です。
また禁厭、悪術のまじない、障り除けとしての力がある物を紹介しました。
紙、絵、焼き物は呪物として適していません。
むしろ、木気の力を利用して、「木」で彫った物が適しています。
というのも神々(御魂)が宿りやすいからです。
神社に「ご神木」があるのと同じです。
逆に、丑三つ参り、呪い釘を使い、藁人形や名前など書いた物を「木」に打ち付けます。
絵馬も「木」で作られています。
お札も神様の御魂をお祀りする社も「木」を使っています。
同じ木製品でも善と悪とに使い分けることができるのです。
真夜中、丑三つ時に手鏡で悪を映しだし祓いが出来ることと、丑三つ時に手鏡で呪いがかけられること。
全ては裏表一体なのです。
犬に関係のある神社については既に紹介しました。
猿に関係のある神社としては、滋賀県の日吉大社、東京の日枝神社、全国の山王系の神社が知られています。
禁厭(まじない)だけではなく、厄除け、魔除け、勝運にもつながるとされています。
鳥に関係のある神社:雉(酉)=霊鳥とも言い除災招福、家内安全、五穀豊穣の御利益があります。
東京の雉子神社、埼玉の大谷場氷川神社、秩父神社などを参考にして下さい。
何年か前に、相談があった時に神使の像を手掛けた事があります。個人的に相談は受けます。
家の置物などを、もう一度よく確認して、縁起物を置いていたら、汚れや欠けたりしていないか、掃除や手入れをして清潔にするのは、気、エネルギーや空気を綺麗にするのと同じことです。
欠けたり割れたりしていたら直すか、あるいは感謝して処分するのも清めになります。
モノにも魂が宿ることを覚えておいて下さいね。
麗月 謹上再拝
秦霊性心理研究所
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