令和5年11月17日
己卯 九紫 定 亢 天恩日
霊口と神口
一般の人には見えない道や出入り口があります。
霊波、霊流、霊道、霊口、神道、神光、神口、神地（神域）
霊波、霊流とは、霊から発する力、霊が悪さをしようと動いている時。
霊流に触れると人体、電気系、あるいは精神に悪影響が起きること。
霊波には善と悪とがあります。
善とはご先祖様や守護霊様、自分に関係のある霊などもいます。助けようとする霊、メッセージやお礼、お別れなど。
霊道とは霊の通り道。
霊道が出来やすい場所は方角で分かります。
自宅から見て北、東北、西の方角に墓、葬儀屋、城、昔の刑場、寺、結婚式場、トンネル、総合病院、そして神仏に関係のあるものが存在することです。
ただし、自分の土地に祀っている鬼門の神様や台所の火の神様などは除きます。
霊道は消えたり、出来たりしますから、これを除去すれば大丈夫です。
零口とは霊の出入口に当たります。霊穴とも言います。
これは少し厄介です。霊道は道ですから徐霊祈祷で修正しやすいのですが、霊穴は元々、霊の住処です。
これを見分けるには、元々土地の因縁が強い場所、つまり墓場、処刑場、廃寺や神社跡地、病院跡地、川や池、沼跡地（海は除く）、自殺の名所が近くにある場合がまず第一。
また、供養塔跡地、動物関係=動物病院、馬、豚、牛、鳥などの飼育跡地、武家屋敷跡地、遊廓跡地などです。
いずれも生死、争いなどが頻繁に起きた跡地です。
霊穴とは霊の玄関が出来ている為に次々と霊が集まり、また霊家ですから生きた人間は身がもちません。
次第に耐えられなくなり、争い、病、貧困、精神疾患、自殺、他殺、あらゆる悪影響が起きます。
これは中々修正出来ません。
引っ越すか、あるいは強烈な力、神様を鎮座させるしかありません。
霊穴になっている家は近所にも影響が来ています。
霊道や霊口などを放置すると浮遊霊、自縛霊、特に生霊が入りやすくなり居座り棲みかにしてしまいます。
だから注意が必要です。
これに対し、神道とは東、南の方向に神社がある場合になります。ただし、寺は供養や葬式、墓に縁がある為、関係ありません。
神道、すなわち自宅の神棚などから神様の道が出来ている状態です。
神光とは神様、神棚などで合掌した時、自分の魂や心から出る光。
神を信じる魂が神と一体化し、そこに神が宿り神の光が出るからです。
神口とは神の出入口で、神社、寺、神棚、床の間、玄関、鬼門、屋根、鬼門は魔が入りやすい場所です。
魔が入らないようにしている鬼門の神様、屋根は屋敷神様、座敷わらしなどが棲んでいます。
座敷わらしは本当に存在します。
床は土地神様、つまり四方八方を司る神様、または氏神様、神様は神棚、床の間に鎮座しますから床の間は清潔にして下さい。
もしマンション、アパートなど集合住宅に住んでいる場合は神棚、床の間がなければ東、南に窓や出窓があること。
神口は自分で創る事ができます。
霊波、霊流、あるいは霊道、霊口が発生している場合、神口を創る事により邪魔な悪気、悪念、悪霊を追い払う手段になります。
神口を創る場合、四方八方に陰陽五行のパワーをまず注入します。
水、火、土等々のパワーを集め自然の力を利用し結界をまず作り上げます。
次に目に見えませんが、四方八方に鬼門、玄関、床の間、大黒柱など神様が鎮座する場所を作ります。
それぞれ神様の役目に応じた場所を用意します。そこに「神入れ」をします。
すると、神が行き交い神口が出来ます。
ただし、この効果は永久ではありません。神口が潰れる場合もあります。
その原因として、家のリフォーム、井戸、池、トイレ、台所などを壊す場合、あるいは作る場合があげられます。
お勝手口、建て替え、火事、自殺や他殺が起きた場合、そして特に神棚や床の間をリフォームした場合には結界のパワーが弱ったり、消えたりします。
先行きの不安や少しでも繁栄や成功を収めたいなら神口を創る事を奨めます。
次に気のエネルギー、すなわち生きた人間のエネルギーを良いエネルギーに変える方法の１つにとして「合わせ鏡」があります。
まず鏡は良いエネルギーと悪いエネルギーを出します。
鏡は自分のエネルギー、マイナス、プラスエネルギーを出したり吸い取られせたりできる道具です。
プラスにもマイナスにも使えるものが鏡です。
人間の潜在意識とも関係があります。
霊の出入口でもあります。
同時に、魔物の出入口、生霊なども出入口として使います。
みなさんの自宅の部屋や玄関、寝室などを調べてみて下さい。
鏡の位置に注意してください。もし、鏡の後ろにも鏡があれば必ず片方を取り除いて下さい。
合わせ鏡は悪のエネルギーが宿り、人体に悪い影響を受けてしまう原因になります。
また、生気を吸い取られたり、霊を呼んでしまいます。霊的障りの原因にもなります。悪夢などを見る場合もあります。
霊夢が悪夢に変わり、悪夢が正夢になる場合もあります。
ですから、必ず合わせ鏡は取り除いて下さい。
特に鏡に神棚や仏壇を映さないように向ける方向には十分に注意して下さい。
麗月 謹上再拝
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