施術所内でも矯正実施中などに水分補給していただく時間を設けることにしました…と示しましたが、
実際、どんなものを摂取したらよいやら…という方もいらっしゃったので、
水分補給に適さないドリンクご紹介します。シーンによっても異なるので要注意
緑茶
私自身もよくやることですが、緑茶に含まれるカフェインには利尿作用があるため、たくさん飲んでも水分が排出されてしまいます。
水分補給としては水がベストですが、味がないと飲めないという方はカフェインを含まないミネラル入りの麦茶は、血流をよくしたり体温を下げる効果が期待できます。スポーツ飲料
スポーツ飲料には、運動で失われるアミノ酸やミネラルが含まれています。
しかし、忘れてはならないのが糖分が多いこと。
運動でエネルギーを消費したときは、糖分を補給することで疲労の回復が早くなります。しかし、通常時にスポーツ飲料をガバガバ飲んでしまうと糖分過多となり、太るどころか糖尿病の原因にもなりかねません。
風邪や下痢・嘔吐がひどいときも、脱水症状を感じたときにスポーツ飲料のがぶ飲みをイメージしますが、スポーツ飲料より糖分が少なく電解質(ミネラルイオン)の多い“経口補水液”を飲む方がよいです。野菜ジュース
ソモソモ…市販の野菜ジュースの多くは、搾った果汁(野菜汁)に加熱などの方法で水分を飛ばし、4~6倍程度まで濃縮後冷凍~使用時に水を加えて元の濃度に戻すという濃縮還元という製法を用いています。
最大のメリットは、保存が効くだけでなく量が減るため、運搬費が安く済みます。
ゆえに、果汁(野菜汁)100%といっても、完全に野菜や果物だけでできているのではなく、水を加えて増やしています。
となりますと、野菜ジュースができるまでには、濃縮するためや殺菌のために加熱されています。このとき、熱に弱い酵素は壊れるだけでなく、ビタミンCは激減してしまいます。さらに、国民生活センターの調べによると、野菜系飲料の1パッケージ(200ml)当りの食物繊維量は緑黄色野菜 120g 当たりに含まれる量(推定値)と比べると、ほとんどの商品が半分以下だそうです。
「1本で1日分の野菜を使用」などと表示された野菜ジュース類の多くは、厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量350gを下回る量の栄養素しか含んでいないことが、名古屋市消費生活センターの実施した成分分析でわかっています。 実際に使用した野菜の量に対し、野菜ジュースになると含まれるほとんどの栄養素は少なくなっています。
となりますと、単にエキスと飲みやすくするための糖分がたっぷり注入されているだけで、アミノ酸やミネラルを補給できるわけではありません。
私は野菜ジュースで水分補給している人を見たことがありませんが、全くと言っていいほど体のためにはなりません。
ちなみに…野菜ジュースでも量が変わらない栄養素は
ビタミンA,βカロチン,ビタミンB,カリウム,ビタミンEだそうです♪お酒
お酒を飲んだあとにサウナに入ると血中のアルコール濃度があがります。その上、体内の水分が少なくなります。そこから脱水症状になり、アルコールが分解されにくくなるだけでなく、血液がドロドロになります。 飲酒前のサウナも体内に水分が不足しての飲酒開始になるためあまり良くないようです。
運動も同様に、抹消の血流が良くなり、内臓の血液量が減るので、アルコール代謝には大きなマイナスです。さらに、運動をすると心拍数が増加し、お酒を飲んでも心拍数が上がるので、心臓に負担がかかります。百害あって一利なしですね♪スポーツ時の水
水分補給としてベストな水ですが、スポーツをするときに水だけでは不十分。今流行りの水素水なんてもってのほかです。
運動をすると…ミネラルやアミノ酸が失われているので、これらを含むドリンクやサプリメントで補給をすると回復が早くなります。
意外と知られていないのが、 必須アミノ酸という身体の中で生成できない12種類のアミノ酸のうち、筋肉の回復や分解を防ぐ効果のある、アミノ酸の3種類を抽出したBCAA (イソロイシン,ロイシン,バリン) と言われるものです。
これらは運動やトレーニングを行うと血中から失われていくアミノ酸で、不足していると筋肉中にあるBCAAを消費して、筋力の低下を招くのです。
疲れやすくなった方,運動やトレーニングをしているのに筋肉がつかない方は、BCAAを含むドリンクを飲むようにするとよいでしょう。運動中だけでなく、運動前にも補給しておくのがおすすめです。
引用元:Yahoo! BEAUTY
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
良い一日でありますように♪