「気功をやるなら武術をやりなさい」
知り合いの中国人の太極拳の先生に言われた言葉です。
気功は自分のための「養生気功」以外に
他の人に気で調整する「外気調整」することができるので、
そのことについてのアドバイスだったと思います。
他の人に関わることは多少なりとも、
自分を消耗してしまうから。
自分が消耗して他の人を助けるということは
本末転倒になってしまします。
私は中国の少林寺の気功法を学び始めた時から
少林拳を学んで、その後中国武術を今もやっています。
私が、そこまでカラダを鍛えられているとは思っていませんが、
「気」という目に見えないものを扱っているので、
手応えがあって、カラダ感覚が上がる武術は必要です。
カラダと心は繋がっているので、
ということで、私も
いろんな人と関わるセラピストさんに、
運動することをお勧めしています。
人のカラダを扱う人であればなおさらです。
セラピストさんの場合、お仕事の時間が長い為か
運動を日常に取り入れている人が少ないように思います。
特にカラダ鍛えなくてもイイというセラピストさんも、
安定した心の状態を保つために、カラダの安定は必要ではないでしょうか?
また、運動をしていても
意識しないで身体を動かすなんてもったいないです。
とても腕のイイセラピストさんなのに、
線が細くて、体力が無いとか、
もったいないと思います。
お仕事としてセラピストさんをされるなら
意識して自分の身体の感覚を上げていくようなことを
やっていきましょう。