劇団の養成所に入って
京都から上京したんですが
小学校の引っ越しと同じ
カルチャーショックを感じる
でも多少時間が経てば違うとこ勝負で
自分のキャラを作っていく

養成所の専科、劇団の研究生と
最初80人からどんどん落とされていった
養成所では主役は一度ももらえなかったけど
研究生になって劇団に残った

自分を引き上げてくれる人に恵まれて
劇団の中では存在感を出していった

だんだんTVの仕事や他の舞台の仕事も
増えていきました
でもTVや商業演劇(って今も言うのかな)は別世界です
劇団に入って仕事をして
きれいごとだけでやっていけないことが
苦しくなっていた。

同世代の女優さんから意地悪されて
少ない台詞が飛ばされてもっと少なくなったのは
今でも忘れられない!!
今もその女優さん活躍されていますが
絶対に意地悪な人だと思います(笑)

私にはこじんまりした劇団の中が精一杯
色々やらせてもらっても
私はセンターにはなれないという事が
よくわかった

劇団を辞めようと思った
辞めるという事はどこにも所属しない
フリーの状態になるという事

学校に所属しているときは
何が正しいか?何をやるべきか?で
ずっとやって来たから。

自由すぎて何を基準にすればいいか悩んでいたと思う

ここで私に影響を与えてくれた
友人のおじさんの整体の先生が登場します