10月21日(金)

 

なみはや歴史講座に行きました。

 

今回は東京国立博物館の河野正訓さんによる「大室古墳群と積石塚」

という発表でした。

高句麗で作られていた積石塚古墳と日本にある積石塚古墳とを対比して、

3世紀~5・6・7世紀の倭と半島との関係を探ろうというお話でした。

お若い先生だったせいか、明瞭なお声で聞き取りやすく(ごめんなさい。他の先生をdisてるわけではないです……)ご準備してきてくださった映像もわかりやすかったです。

ありがとうございました。

時間の割に内容が盛りだくさんだったので、これからゆっくり復習したいと思います。

 

大阪の韓国文化院では、紙の工芸展をしていました。

講座が始まるまでにかなり時間があったので、ふらっとのぞいてみました。

これが思いがけずすばらしかったです。

 

 

 

枕。なんですが、材質は紙です。

 

 

クッジョルパンの器。紙を何枚も重ねて立体感を出しています。

 

 

ちょうちんです。この類の提灯は王専用だったそうです。

王の足元のみを照らす。けっして顔を照らし出さない工夫がされています。

 

 

 

結婚式の時に使われていた鳥の模型。

 

 

そして、最後にこれは何だと思われますか?

尿壺だそうです。

ふたを開けてこの中に用を足す。

材質は紙ですが、表面に漆を塗ると充分水分にも耐えます。

 

とても紙でできているとは思えないものばかりでした。