みなさんこんにちは
本日もコロナウイルスに対抗する漢方薬を中国の文献に基づきご紹介します
軽症のコロナウイルス感染症の中でも
湿邪+熱邪が肺の機能を障害しているケース
に関してご紹介します。
先日もご紹介しましたが、
「湿邪」=湿気の邪気
「熱邪」=熱の邪気
でこの二つの邪気が合わさったものを
「湿熱邪 しつねつじゃ」
と呼びます
湿熱邪が原因のコロナウイルス感染症では下記のような症状が出るようです
□微熱あるいは無熱
□微悪寒 倦怠感
□頭が重だるい
□筋肉痛
□喉の痛み
□口が乾くが水を飲みたくはない
□吐き気
□便に粘性がある
□ベロが赤く、黄色く厚い苔が生えている
このような
湿熱邪が原因のコロナウイルス感染症に実際に中国で使われている漢方薬はこちらです
檳榔 びんろう 10g
草果 そうか 10g
厚朴 こうぼく 10g
知母 ちも 10g
黄芩 おうごん 10g
柴胡 さいこ 10g
赤芍 せきしゃく 10g
連翹 れんぎょう 15g
青蒿 せいこう 10g
蒼朮 そうじゅつ 10g
大青葉 だいせいよう 10g
生甘草 かんぞう 5g
です
日本で近い処方ですと
龍胆瀉肝湯 りゅうたんしゃかんとう
小柴胡湯 しょうさいことう
平胃散 へいいさん
の三剤を一緒に服用すると近いと思います。
漢方薬は、確定診断がなくても疑いの段階から服用可能です。
もし上記の様な症状に当てはまる方がいらっしゃいましたら、
ぜひご相談ください
厚麗堂薬局ではこの時期コロナ関連で不安を抱えている方の相談を行なっています
(コロナの相談は感染予防のため電話相談でお願いします。
当店は薬局なので、コロナの診断はできません。心配な方は医療機関で検査を行ってください。
症状をお伺いして、体質に合う漢方薬を販売する相談内容です)
ぜひお問い合わせお待ちしております