10/1 | 橋本美和の気まぐれ日記

10/1

今日は森安さんの命日です。

毎年新宿のバーに皆、集います音符

もちろん強制ではなく、各々の都合で。
今年は少人数だったのですが、その分、密度濃い時間が過ごせました音符

森安さんは森安建雄さんといって、映画界では知る人ぞ知る名助監督です。
そして監督です。
私が芝居を始めて、とてもお世話になった方。
お世話になったという言葉では言い表せません。
自分の人生を変えてくれた人です。
一生のうちにそういう人と何人出逢えるのでしょうか。。
きっとこういうことを言うと、本人は嫌がるかもしれませんが今日は言います笑。

森安さんに出会って、人生が変わりました。豊かになりました。
「おれんとこに来て芝居が上手くなってほしいのはもちろんだけど、人生ってなんか楽しいなぁって思ってもらえたら嬉しい」

いっぱい怒られました。人に本気で怒られたこと初めてで。(生意気な私は、小さい頃から大人は自分の都合で怒るって勝手に思ってましたから笑。)自分の全てをさらけ出し、受け止めてもらい、時々叱られて。慈悲深い愛情を受けました。
今も何かあるとかけてくれた言葉を思い出します。
こんな時、森安さんならなんて言うかなぁって。。。どうしたら良いかなって。
病室で森安さんが本当に苦しいのに、呼んでくれて、握っててくれた指の感触は一生忘れません。言葉は交わせなくてもその指からは言いたいこと全て伝わってきました。
いろんな想いがね。。。

ありがとうクローバー
橋本がんばるねクローバー

追記:私は文章が拙くうまく紹介できてるでしょうか。。
小栗了さん(小栗旬さんのお兄さん。二人とも教え子です)がブログで連載方式で詳しく書かれています。
良かったらそちらを読んでみてくださいm(__)mクローバー