セブ ひとり旅 (2/2)

APO島にて

 

翌朝早くホテルを出て、まずセブ港に向かった。マクタン島から橋を渡りセブ本島へ、セブ市を通り、港まで。セブの町には色白の美人が多い。顔つきはどうもスペイン系に見える。シンガポールでよく見るフィリピンから来たアマさんとはえらい違いだ。出稼ぎに出るのは貧しい田舎の娘で、混血が進んだ都会の娘とは全く顔つきが違う。

 

(ジープニーで移動)

 

フェリーボートに乗り、一路南へ。セブの東海岸に沿って船は隣の島ネグロス島の町ドマゲッティに向かった。ドマゲッティからはフィリピン名物のジープニーに乗り、また南に向かって40分走ると、やっとアポ島が見える海岸についた。

 

(チャーターした小舟   向こうに見えるのがAPO島)

 

ここから小舟をチャーターしてアポ島まで30分。結局、ホテルを出てから、アポ島まで片道5時間かかった。天気がよく、車で水着に着替えているので、太陽を遮るものの無い小舟の上ですっかり日焼けしてしまった。

 

 

海は澄み切っており、ついに期待のギンガメアジの群れに遭遇した。いけすの中の養殖ハマチのように群れを作って1ヶ所でぐるぐる旋回しており、逃げる気配が無い。近くで写真を撮ったが、さすがにタッチはできなかった。

 

 

午前中のひと泳ぎを終え、島に上がると、潜る前に注文していた昼食の準備が出来ており、自然の中で他に誰も客のいない静かな雰囲気を楽しむことが出来た。

 

 

ジープニーで帰る途中、民家に立ち寄りシャワーを使わせてもらい、着替えも済ませることが出来た。JonJonの知合いの家か、とても親切でタオルまで出してくれた。

 

ホテルに帰りついたのは深夜で、タフな日帰りツアーだったが、JonJonのアレンジのおかげで貴重な Optional Tour になった。

 

半年後に、急に帰国が決まり、JonJonがシンガポールに遊びに来たら再会しようという約束も果たせぬまま、これが最後のダイビングツアーとなってしまった。

 

(フィリピンの旅  おわり)

シンガポールの生活」に戻る