3月26日

いよいよブエノスアイレス最後の夜、これまで何度もお世話になった日本橋へ、スキヤキの味をもう一度確かめたくて出かけた。明日帰ると告げると、ぜひサイン帳に一言残してくれというので、「お世話になりました。」と一言。

(日本橋のおかみさんとRomina)


せっかくなので、いつも笑顔で迎えてくれるロミーナにサインをしてもらった。片言の日本語がしゃべれるが、名前をみると、お母さんが日本人のようだ。彼女の笑顔で、一日の疲れが癒された。

(スキヤキ一人前:ビール一本、デザート抹茶アイスでしめて$62)


アルゼンチンは肉の本場だが、どうして、このスキヤキのような料理が出来ないのだろう。ただ、肉を焼いて、塩で味付けするだけ。味の違いは、焼き加減と牛の部位の違いだけ。あまりにも単純だ。それに比べ、韓国のカルビ、日本のスキヤキの味は、料理に工夫と知恵がある。

漁師町の生まれのため、魚には強いが、牛肉は多量に食べると腸がストライキを起こす。ここ数日、日本食ばかりで肉を断っていたので今日は大丈夫。ひとりで最後の夜を楽しみ、記念にロミーナと女将さんの写真を撮ってきた。

いよいよ明日は日本に出発。

アルゼンチンの生活」へ戻る