世界一楽な降圧法
2024年8月15日
結果報告: 2024年9月01日
2008年、サウジアラビアに赴任して血圧が少し高くなったと気が付いて以来16年間、毎日降圧剤を服用してきました。何度か、降圧剤をやめようと挑戦してきましたが、降圧剤無しで血圧を下げることができません。
先日、本屋で立ち読みしている時に面白い本を見つけました。今度こそ、降圧剤をやめることができるかもしれません。まずは挑戦してみて、効果があれば、後日結果報告することにします。
1. 加藤式降圧ストレッチで酸素供給量を上げる (1日2回)
(1) 胸を広げて肺に空気を吸い込む
(2) 肺が空気で満タンになったら、息を止める
(3) 息を止めたまま少し前傾姿勢を取り、3秒程度姿勢を保持し、一気に息を吐く
心肺機能と筋力の強化で血管を柔らかくする効果のあるNO(一酸化窒素)が分泌され、血液の流れがスムーズになる。
2. 高血圧に効くツボ療法 (1日 左右1回)
(1) 人差し指と親指の付け根にあるツボ「合谷」を探す
(2) 反対側の親指で、息を吐きながら5秒かけて合谷を押す
(3) 次に、息を吸いながら5秒かけてゆっくりと合谷から力を抜く
片手10秒、両手20秒1セットで、何回やってもよい。
3. 加藤式呼吸法でメンタルを整える (1日1回)
(1) 椅子に座り、両手を重ねた中指を「丹田」(ツボ名「関元」:へそ下指4本)に置く
(2) 腹式呼吸を意識して、10秒かけて、おなかを膨らませながら鼻から息を吸う
(3) 身体を前に倒しながらツボを押し、おなかをへこませながら、20秒かけて口から息を吐く
活動している時に働く交感神経と、リラックスしている時に働く副交感神経、これらの自律神経のバランスが崩れると血圧が大きく変動するので、自律神経が整うと血圧が下がる。
4. 食事療法で「たんぱく質」摂取 (毎日)
たんぱく質は、人間の組織の主成分となっており、柔軟な骨格筋と血管を維持して血圧を安定させるには、たんぱく質の摂取が大切です。卵、豚肉など良質なたんぱく質を、毎食摂取することが重要です。特に卵は半熟で食べるのが理想的です。
5. 一生薬に頼らない体を作る習慣
上記1~3(毎日) に加え、以下の運動を習慣づける。
(1) バンザイ体操 (週2回) 前後 左右 ひねり タオルで各10秒
(2) フルスクワット (週2回) 7秒かけて腰をおろし、7秒かけて戻す 10回
(3) デッドバグ (毎日2回) 仰向け腹筋。足を20~30cm上げて、両腕を前に伸ばして揺らす。
10秒で元の姿勢に戻る。
(4) ジャンプスクワット (毎日) 最高血圧 160mmHg未満の人:省略
(5) 合唱ポーズ (週2回) 胸の前30㎝ 離して手のひらを合わせ、10秒押し合う。2回。
(6) 「内関」ツボ押し (週2回) 手首の内側指3本の位置「内関」を、親指で押す。左右1回。
口から息を吐きながら5秒押し、鼻から息を吸いながら5秒で離す。
これらの体操手法は、本文中に図解で詳しく解説してありますので、興味のある方は本書を購入の上、ご参照ください。
まずは、一週間プログラムの項目1~3を実践して効果を確認してみます。
<結果報告>
税抜き900円の本、やはり期待外れでした。でも、多くを期待してはいなかったので、こんなものかな。
1週間目、むしろ血圧高め安定で、アムロジピンの摂取量を増やしました。
2週間目、グラフにすると少し右肩下がりか? そんな気がする程度です。
ただ、項目1~3は、毎日トイレの中で座った状態でできるので、忘れることはありません。あと一ヶ月、気長に様子を見ます。
「瀬戸内・田舎暮らし」《目次》 に戻る