自治会カラオケ
2023年11月21日
現在、西〇寺自治会のお世話になっています。
自宅から車で約10分、自分の属する町内の自治会とは違いますが、縁があってそこの合唱部に参加させてもらっています。
ひとりを除き、全員還暦を越えたメンバーで、非常にゆる~い縛りの15名の混声三部合唱団です。自宅での練習は(たぶん)ほとんどせず、週一回の夕食後の2時間の練習だけで本番に臨みます。リーダー以外は、歌詞の暗唱は全くする気はなく、楽譜を見ながら歌います。少々の音程のずれは気にすることなく、(たぶん本人は正しく歌っているつもりでしょうが) 歌唱指導をする人もなく、ただ楽しく歌うことだけがモットーです。 短時間の練習ですが、集合練習で自分のパートの音を聴くことで、何となくメロディーを覚えてしまうのです。
実際は、歌が好きなメンバーが、週一回のお茶会で世間話に花を咲かせながら、そのついでにコーラスの練習をする、というのが現実の姿です。 注意しないと、休憩時間のほうが長くなります。
元々は自治会の敬老会の慰問用に立ち上げた合唱部で、もう7年活動しています。しかし、年に一回の敬老会だけでなく、クリスマス会、文化祭、カラオケ大会など、自治会の活動があるたびにその余興のひとつとして3~4曲のコーラスを発表しています。私が参加してから1年半で、もう12曲もレパートリーが追加されました。(暗唱しなくていいので楽なのです。)
このメンバーの一部が、それまで所属していた会社のOB会のコーラス部に掛け持ちで参加していたことから、コロナ騒動でコーラス部が空中分解した機会に自治会合唱部に誘われ、1年半になりました。
会社のOB会は、活動はいまだに会社組織に忖度して、コロナ騒動の際、マスクの強要、三密の回避、手指の消毒などはもちろん、ワクチンの危険性を全く報じないメディアを盲信して、嬉々としてワクチンを接種する姿に幻滅しました。OBになってもなお会社に依存するのに嫌気を感じ、コーラス部はやめ、自治会の合唱部に参加したものです。
このメンバーの半数が、別の曜日にカラオケを楽しんでおり、今ではそちらの方を楽しみにしています。自治会で所有するカラオケセットには、200枚余りのカラオケレーザーディスクがありますが、平成の初めまでの古い曲しかなく、あるとき、ディスクに無い曲をギター演奏してあげたら、以降リクエスト曲が増え続けています。弾き語り演奏はカラオケに無い魅力があります。いつまで続くかわかりませんが、田舎町の些細な楽しみです。
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