ROLEX
2022年6月22日
ロレックスの時計には、少し憧れがあります
シンガポール駐在時、遊びに来た友人が数十万円のロレックスを持っており、購入した現地の時計店に修理に出していました。そこで、土産物売り場で偽物を買ってしばらく使っていたら、動かなくなったので裏蓋を開けると、「SEIKO」の文字が刻んでありました。シンガポールにはこの種の模造品が多いのです。
先日、SNSで「新宿小田急百貨店閉店による、在庫放出セール …」とあり、各種ロレックスが表示されていました。100万円くらいのロレックスが全て3万円台です。 着払いでよいとのことで、この際1個買ってみようと、各種物色し、どうせなら一番高いものを選びました。
その元値 980万円。
それが、34,800円。すこし胡散臭さはあるものの、台数に制限があるので、とりあえず注文完了。
あまり豪華で、自分の腕には合わないかな? などと想像しつつ、1週間後の到着を心待ちにしていました。
念のために、新宿小田急百貨店のサービス部門にメールで問い合わせをしてみました。新宿店が閉店するのは間違いないようですが、場所を変えて新店舗が出来るようです。
そのメールを発送して、5分もしないうちに電話がかかってきました。
「お問い合わせの件、当社とは全く関係がなく、問い合わせが多いのでこちらも迷惑しているところです。新宿署に通報しています。詐欺と思われますので、ご注意ください。」さすが、百貨店のサービス部門、丁寧な応対でした。
予想はしていたのですが、少し残念です。
品物は、当初の予定日より遅れて、忘れたころ11日後に到着しました。配送料無料と表示していたにもかかわらず、4000円もの配送料が追加されていました。配達してくれた佐川急便の運転手には責任はないので、丁寧に事情を説明して、持ち帰ってもらいました。
約10日間の、淡い夢でした。
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