ボーリングで腰痛
2020年11月29日
先日の金曜会、3か月ぶりに200アップしました。スコア215点。
今年の目標は、1か月に一回200アップ。8月まで8回の200アップで、ほぼ目標通りでした。ところが、9月10月のレーンコンディションが合わず、159までやっと上がったアベレージも130台に急降下、またフォームで悩み続けていました。
西条のワンダーボールは、2ヶ月ごとにオイルパターンを変えます。60フィート(約18m)のレーンには、40フィート前後まで油が塗ってあります。その油の長さと厚さが2か月ごとに変わるのです。
投げたボールは回転しても、油の上では滑りながら直進し、油が切れてピンまでのドライゾーン(油を塗っていないエリア)で摩擦力が復活しボールの回転に合わせて曲がります。9月から厚いオイルパターンになりました。オイルが厚いと、ボールに付着したオイルがドライゾーンを汚し、その影響でゲームの途中でコントロールが狂ってきます。直球しか投げない人にはあまり影響はないものの、曲がるボールを投げる人は、軒並みスコアを落としたようです。私も同じで、元々コントロールの悪いところ、厚いオイルの上で波乗りしたボールは、予想外の方向に飛んでいきます。ガターも何度かやりました。スコアは滅茶苦茶です。
11月にオイルが薄くなり、やっと摩擦力が復活して、曲がりのコントロールが回復しました。しかし、ストライクが少ないので、フォームを少し修正して、リリース時の押し出しを強くしてみました。そして、ついに3か月ぶりに200アップ達成です。ノーミスでダブルを2回、ストライク計6回の久しぶりの満足のいくゲームでした。
しかし、突然、腰に来ました。
ゲーム中は我慢できたのですが、帰宅後腰痛が激しくなり、今日は3日目、一向に改善しません。
今週のゲームに参加できるか少し心配です。
ここで、現在の投球フォームを記録しておきます。
1.右腕のスイングは、振り子を意識し、振り上げの頂点で肩を脱力する。
2.バックスイングは大きくせず、肘をリラックスして少し曲げ気味で、重力に逆らわず振り下ろす。
3.振り下ろしたとき、人差し指と小指に力を入れ手首を立てて、ボールの下に滑り込ませる意識をする。ここで、肘を伸ばしていると、ボールの重さに負けて手首が折れ、カップを作りにくい。
4.(注意)このとき、回転を上げようと、リリース直前に手首だけでカップを作ろうとするとコントロールの乱れと、回転軸がぶれるもとになる。
5.リリースは、人差し指付け根でボールを押し出す。
6.手のひらの方向は、正面を向き、縦回転でよい。回転したボールは内部のコア(芯)のアンバランス(不均一)で、ドライゾーンに入ると斜め回転になり、カーブする。
7.左足を37枚目程度の位置で5歩助走をスタートし、15枚目のスパットを狙う。
(注記・追記)
ボーリングレーンは、厚さ27.3㎜の板を39枚張り合わせてある。右から枚数を数え、中央が20枚目、5枚目ごとに目印の△マーク「スパット」がある。
ボールをリリースするとき、手首が折れていると、親指とフィンガー(中指、薬指)が同時に抜ける。このとき、ボールの回転は床との摩擦だけで進行方向に回転するので、直球になる。しかし、手首を立てると親指が先に抜け、手のひらから転げ落ちるので、フィンガーで強制回転が発生する。この回転力とボール内部のアンバランスコアの軸ブレでボールはカーブする。
オーソドックスなフックボールは、リリース時に手のひらを握手する方向に変えることで、フィンガーがボールを引っ掛け(フックし)弱い回転が発生する。
最近人気のあるローダウン(変な和製英語)は、リリース時に強く回転をかけるので鋭く曲がるが、ボールのスピードが遅いと、曲がりすぎてポケットを狙いにくい。
YouTubeでローダウンの選手がよくやる、バックスイングを高くするフォームの格好良さをまねしたが、指が抜けてボールを後ろに落としたり、ある時は親指が抜けずにボールと一緒にオイルを塗ったレーンにヘッドスライディングして、そのショックで抜けたボールが真上に上がり、頭のすぐ横に落下して肝を冷やしたこともある。第一、派手なフォームではあるが、極めてコントロールが付きにくいので、無理のない振り子フォームに修正した。ボーリングは再現性が一番大事だ。
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