85日(金)
 
今日も一人北のフェンスへ。
釣り場が狭いので、一人だけ。昨日と同じ無風だが、うねりがあり、干潮にもかかわらず腰まで潮位があり、コンディションは良くない。
 
535分ごろキャスティング開始。
まだ薄暗いので、自製の白いペンキで目立つ、予備のポッパーを使う。
 
釣り初めて10分、早速ヒット!
すぐ足元10m程度まで巻き上げたところにアタックしてきた。
そのまま、一気に沖まで持っていく。70m程度沖に出たところで、ドラッグを少し絞り戦闘開始。時計を見ると546分。
 
PEのラインは、10mごとに色が違うので長さが分かるが、70mラインがあっという間に消えて行った。もう少しドラッグを絞り、無理せずにGTの疲れを待つ。
 
ドラッグの逆転が収まったところで、一気に巻き上げるが、また逆転し、なかなか70mラインの色が見えてこない。左腕一本で支えているので、腕がだんだん疲れてくる。
 
しばらくやり取りして、やっと40m程度まで引き上げた。
今回は、リーダーに1mの黒い被覆付きワイヤーを使っているので、切れるなら、5号のPEラインの結び目だろう。まだ安心はできない。
 
20m程度まで巻き取り、やっと水中に白い影が見えてきた。
すぐ足元に根があるので、そこに回り込まれたらまずい。GTの影が、根に近付いてくる。早く巻きあげて、根に接触しても、ワイヤーなら大丈夫だろう。
 
しばらく根の近くでやり取りしていたので心配していたが、そのうち、一気に水面に浮上してきた。かねてのシミュレーション通り、竿を振って、浅瀬に上げた。しかし、水面に上がってきたGTは、それ以上暴れることもなく、無事玉網に回収。
 
時計を見ると、10分経過していた。
完全に息が上がり、ビクに入る大きさでもない、とりあえず車に戻った。
サイズの割に、腹が大きく、重い。5kgは十分超えているだろう。あとの計量が楽しみだ。
 
ポッパーは、尻のフック一本だけが口に掛かっていたが、変形もせず、しっかりしていた。O名人が日本から買ってきてくれたものだが、さすがメイドインジャパン、品質がいい。昨日、金属プレートを外して、フックに取り換えて大成功だった。
 
 
まだたっぷり時間があるので、また岩礁に向かった。
さっき活躍したポッパーが浮いてこない。GTに噛みつかれて、穴が開いて浸水したようだ。ペンキの剥げた、プラスチックの胴体の中に水がたまっている。沈むポッパーでは意味が無い。ドラドに更新して再開。
 
しかし、その後全く当たりなし。10分間格闘した左腕も痛くて、早々と7時前に納竿。ふらつく足で帰ろうとしたら、波でバランスを崩して引っくり返った。反射的に右手を上げてリールの水没は免れたものの、左足が攣ってしまい、完全に戦意喪失。
 
 
帰って計量。残念ながら、80cmに少し届かず、78cm6.7kg12月の4.8kgを更新。最近、大物を釣っているニュースを聞くが、体力的にこのあたりが限界かもしれない。
 
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