5月5日(木)
 
「痛!」と、右腕の痛みで目が覚めた。まだ2時。今日は4時に目覚ましをセットしている。もう一回寝なおし。2月末で完治したと思っていた頸椎ヘルニアが5月になって、突然再発した。痛み止めを飲んでいるが、右肩から右腕にかけての痛みが激しい。
 
2週間ぶりの休日。毎週末、欠かさず通っている海、仕事の忙しさで一回スキップしただけで、体調が狂ったのか。
 
今日は、車がないので、アパートから海岸まで歩いた。10分足らず。これなら車も必要なさそうだ。5時半に海に入ったときには、既に沖の岩礁には6人並んでいた。
 
ひとりで北のいつもの場所でキャスティング開始。一回投げるたびに右腕に痛みが走る。
先週は、K君、Mさん共、型のいいコガネアジを3枚ずつ上げたとのこと。乱獲してもらうと、取り分が少なくなってしまう。水温が上がって、アジの季節になったようだ。今日こそは、何とか一枚上げたい。
 
しかし、いつもの場所で全く当たりが無く、少し南の昔の穴場で再開していると、ガヤガヤとサウジの若者たちがやってきた。禁止されている水中銃を持ち、わざわざ、釣っているすぐそばで潜り始めた。人当たりはいいが、頭が悪いので、人の迷惑を考えられない。
 
早々に場所を変えて、久しぶりに、皆の釣っている南に移動。浅い。いつもの北の岩礁沖は、15m~20mの深さがあるので底が見えない。しかし、南の岩礁沖は5m程度の深さで、底まで見える。根が多く、バイブレーションでも根掛かりしそう。
 
各種のルアーを試して、まったく実績のないホッパーも試してみた。
ベタ凪で、鏡のような海面を、ポコポコと音と波しぶきを上げながらホッパーが戻ってくる。
 
ほとんどあきらめかけていた、満潮潮止まりの8時、突然目の前でしぶきが上がり、白い魚体がホッパーに飛びついた。Hit !
 
何と、3か月ぶりのヒット。コガネアジだろう。すぐに水中に潜り、竿が引き込まれた。思わず、「来た!」と叫んだとたんにバレてしまった。残念!
ホッパーは、ルアーに飛びつく瞬間、目でも楽しむことができる。
南の岩礁は浅いので水面でも魚の射程距離に入っているのだろう。
久しぶりのヒットの感覚に酔いながら、更に40分ほど粘ったがその後当たりなし。
 
また場所を移動して、アオリイカを狙ってみたが、これもダメ。
右腕の痛みがどんどん激しくなり、ついにギブアップ。
 
次は、また2週間後。
 
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