11月26日(金)
外海では、あまり釣れないので、久しぶりに餌釣りの準備をして出発。餌はGTの切り身。食べきれなくて冷凍庫に放り込んでいたが、さすがに2週間近くたつので、人間様が食べるのはちょっと心配。しかし、贅沢な餌だ。
朝間詰めの貴重な30分を釣り堀まで歩くのはもったいないので、久しぶりに定位置に到着。近くに目印の鉄筋があるので、簡単に足場を見つけることが出来た。
6時20分に開始。今日もジギング。5投目で早速ヒットと思ったら、プラスチックの袋が上がってきた。また数回のジギングで同じような袋。紅海を汚すのは誰だ!と言いながら、袋を回収せずにそのまま海に捨てる。(これじゃ同類か?)
10分程度で今度は本当にヒット!
かなり沖の底の方で、あまり走らないので、アジとかサバの類ではないようだ。時々、ズルズルとドラッグが鳴り、重いので、ついに底のモンスター(モロコ)かと期待が高まる。
しかし、アジと違い、水面に浮いてこない。近づいてきてはいるが、どんどん底に潜る気配。いやな予感、すぐ近くに瀬がある。ついにすぐ足元の瀬に捕まった。根掛かり。5分ほど出てくるのを待ったがついにギブアップ。ラインを引っ張って切断。ついに最後のメタルジグをロスト。
その後、バイブレーションに換えて、底の方で3回連続ヒット。引きの弱さと、左右に逃げ回る感じはサバだろう。3回目は玉網を出した目の前で外れた。サバは、身体全体を震わせながら逃げようとするので、フックが浅いと外れやすい。結局、全部バラし。
5回目にやっと、30cm程度の小さなコガネアジが上がってきたが、その後反応なし。
久しぶりに餌釣りに挑戦。
まず上がって来たのは、いつものようにユカタハタ。50mくらい沖の海底だが、型が小さい。
GTの大きな切り身で、大物がヒットするのを期待するが、次に上がってきたのは、20cmくらいのエソ。面倒なので、そのまま生き餌で放り込む。それに食いついてきたのは形のいいアオノメハタ。30cm弱の大きさ。一時根に潜られたが、2分程度で無事上がってきた。
餌が無くなったので、最初釣ったユカタハタを生き餌で放り込んだら、そのまま根に潜られて根掛かり。結局、今日はこれでおしまい。
(30cmくらいのコガネアジとアオノメハタ)

今日の釣果は一人分の食事にしかならない。
2枚におろし、半身は昼食の刺身にして、夜は骨つきのままアクアパッツァ。

テレビで見て、簡単なので、これで3回目。
元々、イタリアの漁師のまかない料理。オリーブ油で焼いて、海水で煮るだけ。だしは魚から出るので、フライパンひとつでできる。
オリーブ油を引いて、ニンニクを焼いてにおいをつけ、塩を振った魚の皮の方を焼く。
その後、魚を裏返し、水をひたひたに入れて5分程度煮る。焼き魚と煮魚の中間のようだが、塩味だけで結構いける。
イタリア料理なので、トマトはかかせないが、適当な野菜を入れて一緒に煮込む。煮る時間が短ので、魚の身が柔らかく、煮つけのような煮過ぎて硬くなる失敗が少ない。
魚に振った塩が溶けて、海水で煮たのと同じようになるが、いつも少し塩が多すぎる。しかしスープを飲むわけではないので問題ない。
イタリアンシェフの気分。
(今日までの釣果)
アジ類 31枚 (小さいコガネアジ追加)
サバ系 27本
イカ 8ハイ
その他 6
「続・紅海釣り日記」《目次》へ戻る