11月5日(金)
もう11月、あと2カ月で年が変わる。4季の変化が少ないせいか、一年があっという間に過ぎてしまう。今月から職場が変わり、休日出勤しないと仕事が片付かない状態になったが、何とか釣りは続けたい。
最近、外海でほとんど釣れないので、今日は一時間早く起きて、桟橋の向かい側から中海にキャスティングしてみることにした。K君によると、桟橋でGTがよく釣れるらしい。しかし、桟橋のフロートは小さいので、遠慮して、同じエリアを反対側からねらうことにした。
4時に起きると、テレビが面白い。日本語放送は、英国時間を基準にして配信されている。10月末の最終日曜日で英国のサマータイムが終わったので、今は時差が3時間。早朝に大人向けの深夜放送が見られる。
5時過ぎに海に入ろうとしたら、真っ暗闇で、足元も見えない。いくらなんでもこれでは危険で海には入れない。仕方なく、桟橋に向かった。同じタイミングでY君とK君がフロートで釣り始め、その横の浅瀬でキャスティング開始。しかし、桟橋の街灯だけではまだ魚にはルアーは見えないだろう。
6時8分前、ようやく東の山際が白み、正面にくっきり見えていたオリオン座が少しぼやけてきたころ、K君にヒット。引きの強さはGTだろう。早速戦闘開始!しかし、途中でばらしてしまった。桟橋に集まって朝飯を食べていた数人のサウジ人からため息!
しかし、すぐにまたヒット。予想通り、40cm余りのGTが上がってきた。そして、自分のルアーにもヒット。GTは引きが強いのでドラッグが出て行くが、上がってみると、小さな40cm程度の子供GTだった。そしてY君にもヒット、またK君にヒット。桟橋から拍手が起こる。
今日の満潮潮止まりは6時7分、しかし、この潮止まり直前の15分間くらいにヒットが集中した。30cmくらいのサバの群れが、目の前でバサバサバサバとジャンプしながら逃げ回る。たぶんGTに追われているのだろう。
6時25分ころまで続けたが、その後はヒットがないので、計画通り、中海の縁を回りながら、桟橋の対岸まで移動した。30分くらいかかったが、いい運動だ。
7時ごろからキャスティング開始。外海では南の岩礁で8人くらいが並んで釣っているが、釣れている様子がない。たった一人でビーチの中央部で中海に向かってキャスティングする。
すぐヒット!
強い。GTの引きだ。40cm超えのいい形の刺身サイズが上がってきた。玉網の中で、グエグエッ!とGT独特の鳴き声をあげる。
ビクに入れて再度キャスティングすると、またヒット!
20分くらいの間に5回ヒットし、4枚回収。全部GT。ビクの中は桟橋で釣った一番小さいGTを含め、5枚で満杯状態。
あと1枚で自己記録更新と、少し欲が出たら、ぱたりと当たりが止まった。
しかし、5枚のGTは一人では処理できない。また宴会だ。
(GT:45cmx1.3kg、44cm、44cm、42cm、40cm、全部で5.4kg)

(今年の釣果)
アジ系 26枚(ついにサバ系に並びました。)
サバ系 26本
イカ 8ハイ
その他 5(ジギングで先週ユカタハタが上がりました。)
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