923日(木)
 
一週間、仕事から帰ると、ハリスの準備、リーダー作り、冷凍のベビーツナ(磯マグロの子供)を解凍して餌作り、そして包丁を研いで刺身の準備と、少しずつ準備を整えて週末を迎えた。大物狙いの高まる期待を膨らませる。
 
今日も6時にキャスティング開始。まだ日が昇るまでに10分余りある。北の外れにO名人、中央に自分が陣取り、南の岩礁にはK君のチームが5人でやってきた。ところが、その後、南の岩礁にはゾロゾロと人が増えて、11人にも膨れ上がり、さすがに混雑している。ルアーのメンバーにはいい迷惑だ。
 
今日は、ジギングから始めた。ジャーク・ジャーク・ジャーク・フ~(一休み)を繰り返すリズムも慣れてきたか、竿を振る左手とリールを巻き上げる右手のタイミングが合ってくると、あまり疲れも感じなくなってきた。
 
10分後に早速ヒット。
水の抵抗が大きいので、少し大きいかと期待したが、先週と同じように、ベビーツナの横っ腹にフックが突き刺さっていた。
 
ここひと月、いつもうねりがあったが、久しぶりに今日はべた凪。こんな日は、やはりイルカ君が顔を出した。しかも、20m程度の近くまでやってきたので、間違って食いつかれたら大変なので、一時キャスティング中断。
 
透明度の高い海の中を、1m程度のハマチが2本、仲良く右から左に通過。これが食いついてくれれば面白いのに。しかし、本当にハマチだろうか。まだ誰もハマチは釣り上げていない。
 
640分ごろ、こんどはレンジバイブに変えていたら、しっかりベビーツナが食いついてきた。
 
720分ごろが満潮潮止まりなので、餌つりに変更。
一投目で、小さなヨスジフエダイが早速上がってきた。
針を背中に引っ掛けて、モンスター狙いでもう一度海に放り込み、ゆっくりと巻き上げる。
しかし、2回目にして、この通り。無残にも、やわらかい腹だけ食いちぎられている。魚の共食いは残酷だ。
 
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ところで、このヨスジフエダイには、尻の上側に黒い斑点がない。
もう一匹釣れたが、やはり斑点がない。
足元の岩礁近くで泳いでいるヨスジフエダイには、全て斑点がある。
 
家にある珊瑚礁の魚のガイドブックによれば、「ヨスジフエダイは興奮すると体側に黒い斑点が現れる。」と書いてある。しかし、釣り上げられたら、十分興奮するはずだ。それでも斑点が出ないのは・・・ガイドブックをそのまま信用してはいけない。2種類の模様が有るのかも知れない。
 
結局今日は、ベビーツナ 3本、餌つりでユカタハタ 3枚、ヨスジフエダイ 2枚の計8匹。
ベビーツナ2本は、ぶつ切りにして、昼食の煮付けにしたが、いまいちの味。焼いても、煮てもあまり美味くない。
 
ユカタハタとヨスジフエダイは、小さいので、3枚におろし、皮ごと明日の餌。
ところが、ヨスジフエダイを3枚におろしていたとき、鱗の下に、黒い斑点が薄く現れていた。やはり、ショックで徐々に斑点が現れてきたのか・・・?
 
 
(今年のルアー釣果)
サバ系    24  (最近、ベビーツナばかり。)
アジ系    12
イカ      7ハイ  (まだ初アオリは現れない。)
その他    3
 
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