9月3日(金)
今朝も、昨日と同じくうねりがある。今日は、足場のいい、いつもの専用岩場を選ぶ。金曜日なのに、人気が無い。6時10分頃、南の岩礁の釣り師と二人だけで開始。2投目で早速、全身金色のコガネアジが足元までルアーを追ってきた。今日も魚影は濃いようだ。そろそろ夏も終わりか。
5分もしないうちに早速 Hit!コガネアジの引き。
しかし、10m程度巻き上げたところで外れてしまった。そのまま巻き上げていると、足元までルアーが戻ってきたところで、足元の岩場から黒い魚がルアーに飛びついた。Hit! たぶん、ベラだろう。「しょうがないな。」と竿を上げようとしたらまた外れた。遊びで、そのままルアーを沈めたら、また別の魚が飛びついてきた。またヒット! 25cm程度の磯マグロの子供。とりあえずビクに入れたが、干潮で水位が低いので、ウツボに狙われそうだ。
(唯一の釣果)

6時15分頃、またヒット。今回は引きが強い。ドラッグの逆転が止まらないので、締め込むと、プツッと糸が切れてしまった。ドラッグをロックしてしまったようだ。7号のフロロのリーダーのルアー取り付け部のクイックスナップの結び目で切れていた。
リーダーを取り替えて同じ方向にキャスティングすると、またヒット。
今回は慎重に巻き上げようとしたが、途中ではずれてしまった。
再度、同じ方向にキャスティング、またまたヒット!
今度も引きが強い。ドラッグの締め込みが早すぎて、また切れてしまった。場所はやはりクイックスナップの結び目。アロンアルファで糸の強度が落ちたのか?これで、レンジバイブとザブラバイブをロスト。
一日に、リーダーを切られるような大物に2回以上当たることはまずないので、リーダーは3本しか準備していない。最後のリーダーに、最後の安物ルアーをつけて試合再開。
5分としないうちにまたヒット!
これで夜明けからの30分で7回のヒット。こうなると入れ食い状態。ルアーの種類も関係ないようだ。ルアーの釣りで未だかつて経験の無い忙しさだ。しかし、また外れてしまった。その後、ぷっつり当たりが止まった。20分もしないうちに根掛りし、最後のルアーもロスト。結局、ルアーを3個なくして、釣り上げたのは小さな磯マグロ1本だけ。
早々とルアーを無くしてしまったが、まだ1時間もたっていない。幸い、今日は餌釣りの準備をしてきた。餌と言っても、ゴムで作ったソフトルアー。これで遊んでいると、足元の海底で、アオノメハタが食いついてきた。30cm程度の型のいいハタだが、冷蔵庫にはまだ昨日のGTの切り身がたっぷり残っており、料理が面倒なのでリリース。
(アオノメハタ)

ビクの紐が腰を引っ張るので、もしやと振り向くと、案の定、ウツボがビクの上からしっかり磯マグロに食いついている。シャッターチャンスと、カメラを取り出すと、ウツボは恥ずかしがって穴に消えてしまった。あわれ磯マグロは、腹を食いきられてしまった。
今日は干潮潮止まりの7時半に早々と撤収。やはりルアー釣りでないと面白くない。
昨日から気がついたが、岩礁回りが華やかだ。白い珊瑚が多い。これまでは岩の色と同じで色気が無かったが、急に景色が変わって見える。水温が高く、紅海でも白化現象がおこっているのだろうか。
(白い珊瑚)

(今年の釣果)
アジ系 12枚
サバ系 11本
タイ系 3枚
イカ 7ハイ
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