8月6日(金)
この夏最後の釣り。
昨日のようなうねりはなく、KLさんの隣で6時11分に第1投。昨日より少し早い。
7時までは中層狙いで、昨日活躍して、すでに塗りが禿げてしまったレンジバイブ、目立つ黄色いザブラバイブを試すが、反応なし。レンジバイブは、足元まで10枚くらいのブルーフィンが追いかけてくるがヒットしない。
7時から、40m程度沖の底狙い。一度底まで沈めて、しゃくりながら巻き上げる。
時々、ソフトコーラルや枝サンゴの切れ端を引っ掛けてルアーが戻ってくるが、不思議と、根掛かりしない。
7時15分、HIT!
底狙いも捨てたもんじゃない。引きはたいして強くないが、確かにヒットしている。しかし、巻き上げる途中、何か違和感がある。時々引きが強くなり、ドラッグが逆転する。
少し、軽くなったので、一気に巻き上げたら、海面近くで大きな白い腹が見え、急に重くなった。 バカナ! 何だこれは!!
1m以上はありそうな大物が、こんな引きであるはずがない。
ふっと軽くなった。巻き上げたら、フエフキダイの頭だけが上がってきた。

水面近くで腹を見せた大きな魚が、そっくり食いちぎっていったようだ。
残念! と思って足元を見ると、その魚が、2m程度の深みで、まだ獲物を狙っている。
バラクーダではない。サメでもない。形は、大型のサワラのようにも見えなくはないが、胴周りがもっと大きい。マグロの仲間なら、水中にじっとしているような泳ぎはしない。
急いで、食いちぎられた頭を沈めてみる。
ひょっとしてヒットするかも。しかし、そのとき、竿先に糸が巻きついているのがわかったので、あわてて竿を回転させていると、その間に、モンスターは消えていた。
まだまだ、紅海沿岸には謎がある。
次回からは、底釣りで、新しい発見を期待しよう。
今年の釣果
アジ系 11枚
サバ系 10本
タイ系 3枚
イカ 7ハイ
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