528日(金)
 
快晴(いつも快晴だけど)、無風の朝。
いつものように、体長1mくらいのピンクの羽根のサギが一羽、浅瀬で餌を探している。
 
530分にキャスティング開始した時には、南の岩場にはK君のチーム3人、北側には帰国の決まったYさんが既に釣っていた。
 
すぐ南、30mほど離れた岩礁の突端には、すでにウミガメが出てきて遊んでいる。べた凪でウミガメが出て、これでイルカでも出てくれば完璧だと沖を見ると、何と数百メートル沖合にイルカの群れが来ている。10頭以上いる。釣れない3条件が完璧にそろった今日は、釣れる気がしない。
 
昨日も、ほぼ同じ状態で、2時間半ひたすらルアーを投げ続けて、一回当たりがあっただけ。今日は、7時過ぎが満潮・潮止まりで、640分には全員引き揚げてしまった。
 
それでも、潮止まりの間は、中海でイカを狙い、またしつこく戻ってルアーを投げる。
そして、735分、やっとヒット。軽いのでサバだろう。粘ったかいがあったぜ!と思わずニヤリとしたが、2、3回巻き上げただけでバレてしまった。
 
8時まで粘ってギブアップ。
このところよく釣れていたのが、今週は、久しぶりの二日連続釣果なし。
せっかく研いだ包丁を使う機会がなかった。
 
ビーチに戻るのとすれ違いに、続々と、日本人のシュノーケリングメンバーがやってきた。
朝は、日が高くなるまで比較的涼しく、この時間帯が海の中を見るには一番いいようだ。
 
知らないメンバーが多い。新たに赴任してきたメンバーだろう。海が好きな人にとっては、ここの環境は悪くない。日本の雑踏を離れて、しばらくは南国のビーチリゾートでリフレッシュしたらいい。
 
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