514日(金)
 
昨日と違って、風も波もある。北寄りの風は、砂漠を通過してくるためか、ドライで温かい。満潮の潮止まりが650分なので、今日もあまりいいタイミングではないが、軽く波立っている方が食いがいい。
 
530分にキャスティング開始。まだ夜明けの15分前、今日は、南の岩礁の二人組とほぼ同時スタートの一番乗り。
 
2投目で早速ヒットしたが、乗らない。フックを避けて、ルアーの胴にかみついたのだろう。でも、幸先がいい。6時少し前に、またヒット。軽いので、サバかなと思ったら、また外れた。昨日、50cmのコガネを上げたレンジバイブは、魚の噛み跡からメタルの塗りが禿げて、きれいなホログラムの模様が台無しだ。
 
こんなルアーじゃ、魚も見向きもしないかな、と考えていたら、67分、本日3回目のヒット。今度は竿を立ててしっかりフッキングした。大丈夫と思ったとたん、猛烈な勢いで沖に向かって走り出した。ドラッグが鳴き出した。少し締めが甘かったかなと、締め込んでも、逆転が止まらない。
 
こんなときにあわててロックすると、その途端、プツッと切られるのは何度か経験しているので、少しずつ締め込む。ドラッグが鳴きやみ、少し軽くなった。しかし、竿はしなっているのでバレてはいない。猛スピードでリールを巻き上げると、竿のすぐ近くまで上がってきた。敵は、間違えて、陸のほうに向かって泳いだのかもしれない。
 
大きい。カツオではない。ひょっとして、これがサワラか。
玉網を出すが、50cmの網にうまく入らない。やっとすくい上げたが、腰に付けた40cmのビクに入るような大きさではない。これが、かつて取り逃がしたモンスターのひとつだろう。
仕方がない。一度家に帰って、冷蔵庫に放り込んだ。
 
イメージ 1
 
84cm、3.7kg 鰆(サワラ))
 
約、一時間のロス。75分から岩礁にもどり、キャスティング再開。
潮止まりを嫌ったか、南の岩礁のメンバーは引き揚げていた。中海で、Hさん一人だけが釣っている。風があるので、今日は人出が少ない。
 
730分、新任のDさんが、パンで魚に餌付けすると言ってやってきた。その時、本日4回目のヒット。上がってきたのは20cmくらいのコガネアジ。最少記録だ。
 
8時少し前にも5回目のヒット。しかし、乗らない。
今日は8時半まで粘って打ち止め。
2匹しか獲れなかったが、30分ごとの5回のヒットは、結構楽しめた。
 
サワラは、さばくのに大きすぎるので、頭と尾鰭を切り落としたら、身が白い。てっきり、カツオやイソマグロのような赤身を想像していたが、刺身にしたら旨そうだ。
 
イメージ 2
 
(サワラと23cmの子供コガネアジ)
 
今年の釣果
アジ(鯵)  6
イカ        7ハイ
サバ系(カツオ、サワラ)  3
タイ(外道)  2
 
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