1Q84
(注意)
これから読もうとしている人は、少し内容がわかるかもしれないので、スルーしたほうがいいかも知れません。
日本に帰国していたとき、1Q84のBook3が発売され、東京では書店に行列が出来て大混乱の様子だった。しかし、四国の田舎町新居浜では、Book1~3がまとめて店先に並べられてはいたが、混雑も無く簡単に手に入った。(1週間後には全てなくなっていたが・・・)
Book2を読んだあと、「すばらしかった。」と言う、大方の書評に対し、その中途半端な結末に何か割り切れないものを感じていた。そして、案の定続編が発表された。
青豆はどうなったのだろう。
サウジに持ち帰り、週末に一気に読んだ。
殺人者が、ハッピーエンドに終わる訳無いなと、常識的な感覚で、青豆の動静を中心に読み進めていくと、時間が経つのを忘れてしまった。
天吾との20年ぶりの再会、無事1984年の月がひとつの世界への帰還、ハッピーエンド・・・
しかし、本当に1984年の元の世界に戻ったのだろうか。ひとつの疑問を残して物語は終わった。「さきがけ」「リトルピープル」、すべての謎を1Q84年の世界に残したまま・・・
Book4が出ても驚かない。
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