4月30日(金)
昨日は、真新しい釣り道具一式で、意気揚々と出かけたが、一回ヒットしてバラしてしまい、釣果なし。今日は、4時半に起きて準備をした。
早朝でも気温が27℃程度あり、もう上下つなぎのウェットスーツは必要ない。日の出が5時53分なので、その10分前から釣り始めようと準備したが、少し遅れ、海に入ったのが5時35分、釣り場まで歩いて15分程度かかる。もうすでに6人沖に向かって歩いている。出遅れてしまった。
浅瀬に、白い大きなサギのような鳥がいる。歩くルートなので、脅かしてしまい、飛び上がると、羽根はピンク色で尻尾は黒い。タンチョウ鶴とフラミンゴをかけ合わせたようなきれいな鳥だ。先月、群で飛んで行った鳥と同じようだが、何という鳥だろうか。
夏の海は穏やかで、またウミガメが出てきている。いやな予感。こんな日は釣れない。ルアーキャスティングのコントロール練習で、40m程度沖のウミガメに向けてルアーを投げる。万一ヒットしたら大変だが、そんなにコントロールはよくない。亀は迷惑そうに潜ってしまった。
新品のレンジバイブ90ES ゴールデンピンクジェッターは、昨日一回ヒットしたので、釣れないことはないと思うが、今日は無精を決め込まず、早々と赤白のザブラバイブに変えてみた。
その数投目、6時20分にヒット。久しぶりの感覚、いい引きをしている。時折、沖に向かってジリジリとドラッグを鳴かせるので、アジではない。たぶんカツオだろう。
ようやく水面に上がってきた。50cm超のカツオの口にしっかりフックが掛かっている。タモで確保しようと、伸縮自在の新品の玉網を出すと、使い慣れないので、うまく魚の下に網が届かない。
目の前まで巻き上げているのに、水面から、ドラッグを鳴らせて突然足元の岩礁の深みに潜り込む。なかなか根性がある。根魚ではないので、穴に潜り込む心配はないが、ラインが岩に擦れるとすぐに切れてしまう。幸い3mの竿の長さで、岩礁に接触することもなく、数回のやりとりでやっと確保した。

(スマガツオ 58cmx 2.6kg)
まだ十分時間があるので、もう一本と思ったが、7時ごろ、足元を左から右に1m余りのサメが横切った。釣り場でカツオのエラを切って血抜きしたので、血の匂いで呼び寄せたのかもしれない。気持ち悪いので、早々に切り上げ、中海に移動した。次はアオリイカ狙い。
しかし、昨日も今日も、イカは全く気配なし。
腰が痛い。今日は8時で納竿。
約束通り、週末に法螺を吹いたメンバーを招待して、今夜はカツオのたたき。
堺孝行の銘入り高級出刃包丁の出番だ。
(今年の釣果)
イカ 7ハイ
アジ 4枚
カツオ 2本
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