12月17日(木) 早朝22℃
今朝は生暖かい。湿度も高いようだ。6時54分が日の出となっていたが、比較的明るくなるのが早くなっているようなので、6時半に海に入った。水も生温い。8時半が満潮なので、上げ潮で、南からの温かい海水が流れ込んできているのかも知れない。
今日は釣れるような気がする…と、いつも気分だけその気になって漁場の岩礁に向かう。誰もいない。沖に小舟が一艘、夜釣りをしていたのかも知れない。海は、べた凪で、久しぶりに夏場のような雰囲気。今日は、海ガメも一匹現れて、しばらく30m程度沖合で遊んでいた。そのうちK君もやってきたが、今日は二人だけ。
先週は、28gのレンジバイブで、釣れないので遠投して遊んでいたら、70m飛んで行った。今日は、ザブラバイブ20gで開始。50m余りしか飛ばない。すっぽ抜けるフロロカーボンはやめて、黒いナイロンの7号糸をリーダーにしたが、久しぶりにその先に30cmのワイヤーをつけてみた。魚が警戒して食い付きが悪くなるかも知れないが、どうせ最近は釣果がないのでものは試しだ。
7時過ぎにレンジバイブのレッドヘッド(赤白)に変更。28gはさすがによく飛ぶ。65m程度飛んだなと思っていたら、いきなりヒット。かなり遠くだ。引きも強い。2回フッキングして竿を立て、腹に巻いたルアーを入れているポーチに竿の端を固定し、腰を落として足を踏ん張る。引きは強いが、巻き上げに支障はない。大きくしなる竿と体のバランスを取りながら巻き上げる。
50cm級のカスミアジが久しぶりにかかったかなと期待しながら巻き上げていくと、やっと姿が見えてきた。イソマグロのようだ。しかし、いつもより一回り大きい。形、サイズともカツオのようでもある。無事回収して時間を見ると7時15分。一か月ぶりの釣果に満足。
それから10分後、レンジバイブをオレンジに変更してやっていたら、もう一度同じくらいの位置でヒット。引きもよく似ている。しかし、今回は10m程度巻いたところで逃げられた。こいつにはワイヤーは関係ないようだ。
寒くなり、もう鯵の季節は終わったのかもしれない。2回のヒットで、ワイヤーが螺旋状によれてしまったので切り離し、もう一度ザブラバイブを出し、直接ナイロンリーダーを結びつけた。8時には帰ろうと、巻き上げていると、いきなり足もとでヒットした。カスミアジだ。白い腹と背中と腹のブルーフィンが鮮やかなのですぐわかる。ほとんど巻き上げが終わったところだったので、タモですぐ回収した。少し小型だが、一年ぶりのカスミアジとの対面。口に引っ掛かったルアーのフックが取れないので、今日はこれで撤収。7時45分。
会社で会議が終わった頃、K君からメールが届いた。「63cmのスマガツオがつれました。」魚の種類を確認する手間が省けた。帰って冷蔵庫を見ると、スマガツオの特徴のむなびれ付近に黒い斑点がある。

(52cm 1.8kgスマガツオと40cm 0.9kgのカスミアジ)
インターネット情報によれば、スマガツオはカツオの中でも最も味がよく、刺身がいいと書いてあるので、半身を刺身、1/4を漬け、残りは熱湯で表面だけゆでた簡易タタキにしたが、刺身以外はいまいちの味。

(スマガツオの刺身:少し食べた後)
AさんとMさんを呼んだら、無事完食。

(カスミアジの刺身)
現在までの釣果
ヒラアジ 33枚
サバ類(カツオ、イソマグロ、二条サバ) 14本
サバ類(カツオ、イソマグロ、二条サバ) 14本
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