12月4日(金)
2週間の休暇も、あっという間に終わった。健康診断、精密検査、薬の処方箋、そして検査結果の確認に4回も病院に通い、その他は引越しの準備と、引越し後の後始末。まだ片付かないままに出発したが、4ヵ月後に帰国したときには、家の中が片付いていることを期待するのみ。
今晩、サウジに戻り、明日からはまたいつもの仕事が待っている。
関空~シンガポール~アブダビ~ジェッダとそれぞれ、約6時間、7時間、3時間のフライトで、待ち時間も長いので、こんなときは空港のラウンジでコンピュータに向かうか、文庫本を読む。
今回は、日本に帰るときは城山三郎さんの「無所属の時間で生きる」、サウジに戻るときは、本屋で見つけた川上未映子さんの「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」を読んでいる。良質のエッセイは、時間つぶしにはもってこい。5分単位で時間を消費できる。
そろそろ定年後が気になる。次は「毎日が日曜日」を読んでみたい。
芥川賞作家の川上さんの大阪弁のエッセイは面白い。予想もつかない視点で物を観ている。
ところで、シンガポールの街はすっかりクリスマスデコレーションで飾られている。夕食は、また今回もIONモールの地下4階のフードコートをのぞき、今回はラクサを食べた。チリは少しにしたので、今朝の便通は少しの腹痛でクリア。
文化的な生活とも、またしばらくお別れになる。
「続・紅海釣り日記」《目次》へ戻る