9月24日(木)最高気温 36℃

 

今日の干潮は4時50分、水位が低くて動きやすい。いつもの北の岩礁で、いつものように6時にルアー遠投開始。PEのラインは10m毎に違う色で着色されているので、投げた距離がわかる。約50m投げて巻き上げる、それの繰り返し。


 

趣味とはいえ、この連休中、さすがに毎日釣りをしていると飽きてしまう。しかし、釣りに楽しみを見つけないと、他に楽しむ物がない。DVDはめぼしいものはほとんど見てしまったし、本を読むと眠くなる。釣りに熱中するのは、半ば脅迫観念のような気がする。


 

今日は、南風で生暖かい。ここ数日と少し海の様子が違う。夏の大物が帰ってきていることを期待。日の出は6時12分。朝まづめの薄暗い中で今日もひとりでルアーを黙々と投げていると、南の岩礁に10分遅れでやっとひとり出てきた。これで連れが出来たと思いながら、ルアーを巻き上げていると、10m程度の近場でいきなりヒット。6時10分。近場でヒットするときはだいたい小物ばかりだが、今日の引きは強い。すぐに目の前の海の中を白い影が右に左に逃げ回る。40cm以上のコガネアジだ。記念の30枚目は少し大きいものがほしかったが、以外にもあっさり釣り上げることができた。

 

イメージ 1
(コガネアジ 46cm、二条サバ 27cm、切れたショックリーダー)

 

フックがタモの編みこみネットに絡まり、またアジの顎にがっちり食い込んだフックが外れないので、糸を切り、別のルアーに交換。前回帰国する前に、ヤフーのオークションで4個2000円で手に入れた31gのバイブレーション。重いのでよく飛ぶ。6時18分に2回目のヒット、しかしすぐにバレてしまった。

 

今日は少し風があり、さざ波が立っているのでイルカは出てこないが、久しぶりに海ガメが顔を出した。40m程度の沖なので、ルアーの射程距離内。巻き上げるときに間違って食いつかないように、出来るだけ方向を外すが、時々カメの真上をルアーが飛んでいく。

 

6時40分にまたヒット。しかし、あまりに軽く、アジの引きではない。上がってきたのは30cmに満たない磯マグロ。マグロと言っても、磯マグロはサバの仲間だ。この小さな磯マグロが、一人前にルアーに食いついている。(修正:磯マグロではなく、二条サバらしい)

 

6時57分、今日4回目のヒット、しかしフッキングがうまくいかず逃げられた。今日は4打数2安打。

 

7時過ぎて、南のフェンス近くに3人アングラーが出てきた。底釣りならまだしも、ルアー釣りには時間が遅すぎる。そろそろ引き揚げようと思いながら、あと一回、もう一回とルアーを投げていたら、巻き上げるときふと軽くなった。ルアーの抵抗がない。糸を巻き上げると、太さ2.5mmのナイロン製のショックリーダーが切れている。二日連続でルアーを失くしてしまった。今日はこれで撤収。7時20分。釣り上げたコガネアジの鱗を海の中で落として引き揚げた。(台所で鱗を落とすと、周りに散らばって大変。)

 

帰る途中で、浅瀬の岩場で、足もとを40cmくらいのアナゴが通り抜け、岩の下に隠れた。昼間にアナゴを見るのは珍しい。サンゴ礁の海はいろいろな物がいる。


 

あとで切れたナイロンを確認すると、他にも2か所割れが入り、どこから切れてもおかしくない状態になっていた。むしろ、30枚目が無事に上がってきたのを喜ぶべきだろう。以前、春先に大物がヒットして糸を切られたり、フックが曲がって外れたりと失敗続きだったので、6月頃からショックリーダーを利用して重宝していたが、もう4ヶ月近くも使っている。疲労が溜まるはずだ。ちゃんと検査していないと、プッツリ切れてしまうのは人間も同じだ。

 

ともかく今日は 祝30枚!


 

釣果累計(2007年1月以来)
平アジ(コガネアジ、カスミアジ、ギンガメアジ) 30枚
イソマグロ 6本
 
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