6月18日(木)朝28℃(涼しい)
釣り禁止令が解けたので、今日も5時半に家を出た。もしクマドリに文句を付けられたときのために、会社のSafetyからのメールを懐にしのばせ、いつもの岩礁に出かけた。誰もいない。海は少し波があり、透明度が悪い。こんな日はあまり釣れた例がない。
ラパラ(ミノー)の2投目に、小型のコガネアジが足元まで追ってきた。魚はいるようだが、追ってくるときに限って釣れない。たぶん、ルアーを見破られているのだろう。20分程度投げた後、日本製のバイブレーションに変更した。これまで全く実績が無いのであまり期待はしていなかった。
しかし、6時半ごろ久しぶりにヒット。あまり大きくないので、無理なく上がってきた。これで通算15枚目の平アジ(コガネアジ、ギンガメアジ、カスミアジ)。2年半の釣果なので、2ヶ月に一枚の割合になる。
そして、6時50分ごろ、2本目ヒット。今回は少し大きい。竿のしなりが大きい。無理をせず、泳がせながらゆっくり巻き上げる。しかし、足元の岩礁近くまで来たところで姿を見せないままバレてしまった。残念。
しかし、その2~3分後、また、ガツンと衝撃。3本目のヒット。今度はしっかりとフックをかけようと、竿を思いっきりあおったとたんに外れて、ルアーが空中を飛んで戻ってきた。これだからルアーつりは危ない。近くに人がいると危険だ。
残念と思う間もなく、同じ場所で4本目のヒット。今回はすぐに外れた。40m程度ルアーを投げて巻き上げるが、ヒットするのはいつも同じ場所。岩礁のすぐ目の前に瀬があり、餌つりのときはよく根掛かりするポイントだ。今日は濁っていて様子が見えないが、コガネアジが集まっているようだ。
しかし、こんな短時間に何回もヒットすることはかつてなかった。こうなると餌釣りなんかばかばかしくて出来ない。そして7時ごろ5本目がヒットした。ちょっと強めの引きだったが、無事上がってきた。すこし大きいと思ったら、ルアーのフックが変形している。次は引っかかりが悪いかもしれない。一日に2本釣るのは初めてなので、もう十分と帰ろうかと思ったが、あまりにまだ早い時間なので、もう少し遊ぶことにした。

(35cm、42cm、38cmのコガネアジ(黄金アジ))
気がつくと、南の方遠くに、既に4人のアングラー(釣り師)が出ている。面白いことに、全員、フェンスの外側で釣っている。先週、追い返されたメンバーだろう。やはりあきらめきれずに、コミュニティーの外ならクマドリの管轄外だろうと、漁師の掘っ立て小屋のある地域にまで入り込んでいる。
7時20分、6本目がヒット。しかし、これもバレてしまった。8時までは頑張るかと思ったとたん、7時半ごろ、ついに7本目のヒット。小さい割りに良く逃げる。しかし、無事上がってきた。もう十分だ。一日3本、初めての大漁。やはり、釣り禁止を解除した熱意が、アラー(神)に届いたのだろう。
これは一人では食べきれない。

(健闘したルアー 7cm フックが曲がっている。)
今まで、平均2か月に1枚の釣果が、今日の一日3枚の原因は何だろう。
ルアーにロッド、ライン。要は仕掛けに問題があったようだ。万一釣れた時を想定して、ワイヤーを使ったり、ラインを太くしたり、果ては、PEのカラーラインで直接ルアーを結んだり。以前釣れていたのは、5号のナイロン糸だけで釣っていたときかもしれない。6号、8号と太くして、最後は8号のPEを使って全くつれなかった。今は、4号のPE道糸の先に1mのフロロカーボン5号のリードを使っている。魚も、ルアーに糸が付いていれば危険を感じるに違いない。この仕掛けで切られたらあきらめるしかない。釣れたあとを考えるより、釣れる確率が高い方法を考える方が先だ。
ルアーにロッド、ライン。要は仕掛けに問題があったようだ。万一釣れた時を想定して、ワイヤーを使ったり、ラインを太くしたり、果ては、PEのカラーラインで直接ルアーを結んだり。以前釣れていたのは、5号のナイロン糸だけで釣っていたときかもしれない。6号、8号と太くして、最後は8号のPEを使って全くつれなかった。今は、4号のPE道糸の先に1mのフロロカーボン5号のリードを使っている。魚も、ルアーに糸が付いていれば危険を感じるに違いない。この仕掛けで切られたらあきらめるしかない。釣れたあとを考えるより、釣れる確率が高い方法を考える方が先だ。
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