5月29日(金)

今朝は快晴無風、しかし涼しい。
5時半過ぎに、初めてBさんを誘って昨日と同じ岩礁にやってきた。沖の岩礁までやってきたのは初めてというBさんは、水の透明度と魚の多さに感激。昨日も現れたミノカサゴが、足元で華麗な舞を見せてくれたので、Bさんに知らせると、逃げる様子もないので、Bさんがタモで簡単にすくい上げることができた。しかし、背びれは猛毒を持っているので、怪我をしないうちに海に帰した。

6時過ぎ、釣り始めてまもなく、久しぶりの大物がヒットした。少し沖合で、引きが強くリールがなかなか巻けない。感覚的には50cm級のヒラアジだろう。しかし、ぐっと体重を預けて竿を引いた途端に切れて、岩礁の上に尻もちをついてしまった。糸を巻き上げると、切れたのではなく、ルアーを取り付けてある、先端の金具が曲がって外れていた。以前も同じような失敗をしたので、金具のフックがしっかりしたものを選んだつもりだったが、それでも弱かったようだ。幸い、竿も折れず、4号のPE糸、5号のフロロカーボンのリードも切れていなかったので、金具を使うのをやめれば次回からは対処できそうだが、4月の帰国で買ってきて、すでにアジ2枚を釣り上げたお気に入りのルアーを取られてしまった。

2週間前にアルコバールで買ったタモ網は、取り付け部に傷が入っていたが、ついに壊れてしまった。ルアーもその後ヒットしないので、餌釣りで遊んでいたら、K君が通りかかり、ビクの中に、大きな磯マグロが入っている。70cmはありそうだ。結構いい引きをしたとのこと。目の前でナブラが立ち、魚が群れているが、海面にひれだけしか見えない。ひょっとして、この磯マグロかもしれない。ビクには、すでにコガネアジも一枚釣っている。

こちらは、底物の小さなユカタハタのみ。クマドリは数枚釣れたが、全部捨てた。料理が面倒なので、ユカタハタも海に帰し、今日はこれで引き上げることにした。

昨日、Googleで「GT Fishing」と検索すると、海外でGTを釣っている様子がYouTubeで見ることができた。30kgのGTを引き上げる様子は壮観だったが、ここの岩礁でヒットしたら、竿が折れない限り海に引きずり込まれるのではないかと心配になる。

狸の皮算用か・・・

 

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