(コガネアジ 41cm、折れた竿先 18cm、バイブレーション 8cm)
4月30日(木)34℃
4月も今日で終わり。仕事もほとんど片付いたので、今月から週休二日にする。夜明けとともに6時前に浜辺に出ると、なんとすでに8人も海に出ている。浅瀬で貝を探している様子のフィリピーノ以外は岩礁の突端でルアーを投げている日本人ばかり。
日本から持ってきた新調の竿を準備し、今日はライフジャケットも着てみる。安かったのでこれも今回買ってきた。ごわごわするが、なんとなく安心感がある。4号のPE道糸に5号のフロロカーボン1mをリーダーとしてつける。ルアーは初めて試すバイブレーション。これまでミノーしか使っていなかったが、最近まったくつれないので、K君のチームの情報を仕入れて仕掛けを変えてみた。
なぜか、K君のチーム4人は今日は南の岩礁に分散している。いつもの北側の岩礁には一人しかいないので、挨拶してその隣で始めた。
最初の一時間はルアー。糸の見えにくいフロロカーボンに変えたので、すぐにでもヒットするかもとの期待もむなしく、全くつれる気配がないので、餌釣りに変えた。しかし、餌をとられるばかりで全くつれない。そのうち根掛りし、糸を引きちぎると、また浮きが流れてしまった。しかし、今日はライフジャケットを着ているので、泳いで浮きを回収。安い浮きだが、個数に限りがあるので、根掛りするたびに流していたら、釣りにならない。ライフジャケットが役に立った。
2時間あまり経過し、帰る前にもう一度ルアーを試してみた。
ヒットするときはこんなものか、あきらめかけた時に比較的近場でヒットした。3か月ぶりの竿のしなり。久しぶりなので、タモを使うのに少しもたついたが、無事40cm級のコガネアジを釣り上げた。タモの中のルアーの周りに黒い棒が付いている。ゴミも一緒にすくったかとよく見ると、折れた竿の先がくっついている。
新調した竿がまた折れてしまった。4号のPE糸の強度は40ポンド(約18kg)に対して、竿の強度は25ポンド(約11kg)。2kg程度のコガネアジで折れては話にならない。しかし、幸い竿先18cmだけなので、残りの竿は十分使える。
今夜は、久しぶりにフィンランドのメンバーとBBQ。刺身にして持っていくことにする。日本びいきの彼らだが、刺身を食べることができるか?自分で全部食べてもいいし。
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