(上:バラハタ 29cm 下:ユカタハタ 25cm)
3月20日(金)快晴無風
日中の気温32℃、そろそろ暑くなって来た。
今日も朝7時にYさんと待ち合わせて、いつもの岩礁へ。少し白波が立っているが、風はほとんどなく、干潮で潮位も低いので、釣りには支障が無い。工場のフレアースタックの音が聞こえるが、霞がかかって見えない。快晴無風だが、視界は10km程度しかないようだ。
久しぶりに、もらい物の伸縮ロッドにナイロン8号のラインをつけたスピニングリールをつけてやってきた。先週までのPEラインは、浮きのすべりが悪くて、もつれた糸との格闘でいやになったので、今日は浮き釣り中心でナイロン糸のほうが扱いやすいと判断。
最初の餌で早速、少し形のいいユカタハタが上がってきた。刺し身にもできそうなサイズ。(写真の25cm)浮き下10mに浮き止めをセットしたが、岩礁の沖20m程度でちょうどいい深さのようだ。しかし、2投目でまた当たりがあって引き揚げようとしたら、根掛りし、ロッドをあおったとたん、中央から折れてしまった。伸縮のロッドは弱い。もらい物なので文句は言えないが、初めから今日はついていない。
折れた部分を大きい竿の中に収め、リングを糸で縛って、少し短めの竿にして再度挑戦。
今度は、バラハタが上がってきた。最初のユカタハタと同じくらいの大きさだが、尾びれが長い分だけ体長が勝っている。(写真29cm)尾びれの黄色い縁取りがきれいだ。餌は、先週釣った小さなユカタハタを冷凍していたので、煮物にせず、今朝餌にした。
Yさんも、今日は小さいユカタハタ、ヨスジフエダイ、キュウセン(ベラ)と釣り上げ、まずまずの釣果。
3時間粘り、日が高くなり、シュノーケリングのメンバーが大勢出てきたので引き揚げることにした。
「イスがほしいね。」とのYさんの言葉は、いつも感じていることで、さすがに最近は3時間も海の中に立っているのは疲れる。夏場は時々岩礁に座り込んで、首まで水に浸かり、身体を冷やしたりしたが、リールを水没させたくないので、あまりやらないようにしている。
海岸に戻り、帰り支度をしていると、クマドリの模様のセキュリティーの車が近寄ってきた。釣果を見せると、親指を立てて「Good!」の合図。いつも、交通違反で嫌味を言われるばかりではつまらないので、こんなときに少しフレンドシップの態度を示しておいた方がいい。
今日の獲物は、煮物にして食べる予定。
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