(写真は、釣りの帰りに岩陰で見つけたタカラガイ)
2月20日(金)
昨日は、一日中どんよりとしていた。一昨日の風で、砂が舞い上がって霞がかかったようになっていた。今朝は快晴無風、相変わらず、満潮の海は水位が高いが、水温は生暖かい。
一ヶ月、アジの釣果から見放されている。
先週は、木、金とK君のチームは連続ヒットしているが、こちらは全く当たりなし。彼らのルアーを見せてもらったら、皆バイブレーションプラグを使っている。ウェイトがあるので、PEのラインとの組み合わせでよく飛ぶ。こちらは、相変わらず、シンキング・ミノーにこだわっていた。
今日は、久しぶりに、メタルジグとホッパーを試してみた。
ミノーはただ糸を巻き上げるだけで、魚に似た動きをするので、アジがよくヒットした。メタルジグは、単なる鉛のプレートなので、竿をしゃくりながら、動きをつけてやる。ウェイトがあるので、8号のPEラインでも50mの飛距離がでた。7~8m沈めながら高速リトリーブ(巻き上げ)を試みるが、全く当たりなし。
海はおだやかで、波のない海面にホッパーを泳がせると、水しぶきを上げて海にラインを作る。ルアーの本によれば、この水しぶきをみてGT(ロウニンアジ)が水面に躍り出て食いつくはずだが、これも全く当たりなし。
このところ、沖合に群れを成して魚の背びれが見える。今日は、すぐ目の前10m程度のところに来ていた。誰も釣り上げたことがないので、どんな魚かわからない。今日は、数回ジャンプしたので、30~40cmのサケのような形に見える。川のない紅海沿岸にサケがいるはずはないと思いながら、ホッパーで群れを横切って水面を泳がせても、全く反応しない。
そのうち、K君のチームの一人がまた大きめのアジを引き揚げた。毎週、誰かが釣り上げている。これがグループフィッシングの強みだ、毎週刺身を食べることができる。
結局、今日も坊主。あすは休日なので、もう一回チャンス。仕事の一段落したYさんが釣りに連れて行ってくれと言うので、客人を連れて行く日は釣果があるジンクスに期待しよう。
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