(写真は32cmのタイらしき魚と、20cmに満たないユカタハタ)
2月6日(金)
少し夜明けが早くなってきた、
7時過ぎに海に出ると、今日は一番乗り。いつもは夜明けと共に4~5人の釣り師が出てくるが、出足が遅い。冬の紅海は水位が高い。太陽が遠いので、相対的に月の引力が強くなるのだろうか。
満潮から3時間もたっているのに、潮位が腰まであるので、慎重にルートを探りながら歩く。しかし、目印もなく、やはり迷って深みにはまってしまった。竿を持ち上げながら岩から岩へ泳いで渡る。釣りを始める前から体力を消耗してしまう。
今日も餌つりに挑戦。浮き下を10mにセットして、時々根掛りしたが、タイとユカタハタを釣り上げた。一度、強い手ごたえがあったが、あっという間にハリスを切られた。大物仕様にしていないので仕方が無い。一時間程度ルアーも試したが、全く当たりがない。やはり、浮き釣りのほうが、手ごたえがあるだけ、気軽に楽しめる。
冬場の釣りは、3mmのウェットスーツを着ている。寒さの心配はないが、トイレに困る。3時間も海の中にいると、さすがに一回はもよおしてくる。幸い、今日は誰もいなかったので、上半身を脱いで用を足した。しかし、8時半ごろ、釣り師達が出てきた後、再度催してきたので、今度は、ウェットスーツの中でそのまま用を足す。ダイビングのときは一般的だが、釣りでは、水の出入りが無いのでちょっとまずい。そこで、背中のジッパーを全開にして、海に身体を沈め、ウェットスーツの中の水を入れ替える。
日中の釣りでは、下半身だけの1.5mmのウェットスーツで、ジッパーつきなので問題ないが、さすがに朝は寒いので、全身つなぎのウェットスーツ。今日は、初めて4時間ねばったので、2回ももよおしてしまった。我慢して膀胱炎になるよりましだろう。
帰りに、またルートを間違えて泳ぐ羽目になった。今日は一週間分の運動をした。さすがに体力的にきつい。昼寝をして、夕食はタイの刺身、典型的な休日の過ごし方。
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