1月16日(金)
ここ2日間、朝からのサンドストームで風を心配したが、今日はほぼ無風。先週蛸をつかまえたので、それを餌に、浮き釣りに挑戦。ところが、昨日K君が夕方に大物をヒットしたというので、今日は7時半にはすでに7人が沖の岩礁に陣取っている。全員ルアーを投げている。
蛸の餌をつけて、浮き下15mにセットした仕掛けをなげると、一投目から地球を釣ってしまった。浮きと、ジェット天秤を守るため、ハリスを小さくしているが、4号のPEの道糸が切れ、浮きまで流れてしまった。やけくそで、浮きなしで底釣りをすると、予想通りの根掛り、全く釣りにならない。
すぐ沖に瀬があるようで、隣のY君は大物をヒットしながら根に回り込まれて取り逃がした。場所が悪い。そこで、北の端に移動。浮き下を10mにセットして再度浮き釣り。餌が悪いのか、まるっきり手ごたえが無い。浮き下を12mに調整してみる。PE糸は、1m、5mごとにマークがあり、10mごとに色が違うので、浮き下の調整が簡単。ルアーを投げるときにも初めて、正確な飛距離がわかった。従来の距離は30~40m、PEラインに換えてからは、50~60m飛ぶ。
釣り始めてすぐ、浮きが沈んだので、ヒットしたと思ったら、また根掛り。今回もPEラインが切れた。同じ号数なら、ナイロンの2倍の強度があるはずだが、4号のPEは結構簡単に切れる。結局、浮き二個とジェット天秤一個を無くし、餌がほとんど無駄になった。仕方なく、ルアーに換え、残った餌は全部近くに投げ捨てた。しばらくしたら、その近くで小さな黄金アジがヒットしたので、撒き餌の効果かもしれない。
結局、9時20分に38cmの黄金アジを上げたが、小さくてほとんど手ごたえなし。今年初の釣果なので、何もなしよりはましだ。その間に、K君が大物をヒットし、竿ごと海に引き込まれそうになりながらファイトして、最後は切られてしまった。また、その隣の人も、同じように竿をしならせていたが、魚影を見ないままきられてしまった。冬場なのに、大物が結構いるようだ。浮き釣りで四苦八苦するより、ルアーに戻ったほうがいいかもしれない。
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