「ももへの手紙」を観ました。

実はまったく観るつもりのない作品だんたんですが、先日にたまたま見ていたテレビ番組(超ローカル放送)で、この作品のことを誉めちぎっている人がいたんです。 その誉め方のテンションが凄まじくハイだったんですよw こ、この人このまま泣き出すんじゃ・・・くらいの勢い。

そして、その勢いに背中を押されるように観にいってきました。


ストーリ
父を事故で亡くしたももは母親のいく子と共に、いく子が嘗て住んでいた瀬戸内の港町『汐島』に移り住む。ももは生前の父と喧嘩して仲直りができないまま死に別れた。父の死は自分の責任という自責の念から、ももは父が急死した現実を受け入れられず、周りの人ともなかなか打ち解けられずにいた。そんなももの元に、もも・いく子親子の現状を空に伝える使命を受けたイワ・カワ・マメという3匹の妖怪が現れ、半ば強引に家に居着いてしまう・・・・(wikiから転載)



感想を。

うん、いい映画!

自分のなかで「夏感」のある映画って、それだけで好印象になるんですよね。

例えば「となりのトトロ」!(ベタすぎてすんません)
「昭和レトロ感」の「夏感」がたまらないじゃないですか。

次に「思い出ぽろぽろ」!(またベタです
「ド田舎感」の「夏感」がいい。
(この作品は自分の住んでいる地域が舞台となっているので、特に身近に感じています。「あ、この橋知ってる」とか「あ、このガード下何回も通った」ってシーンがいくつもあるんですw)

そしてこの「ももへの手紙」!!
「島感」の「夏感」がとてもいい!!

とにかく、舞台の「汐島」の景色が美しい!
島独特の街並みや、路地裏の雰囲気、そしてなにより瀬戸内のとてもやさしい感じの海。いいなぁ~

さらに、良かった部分を言うと、、、
この作品には、たくさんの妖怪が出てきます。
そしてこのお話しのベースは、決して明るくないものなんですよね。
その、「シリアスなお話し」と「現実味のない妖怪」を 『島感』 が、見事に一体にさせていると思うんです!
この島だったら妖怪いても不思議じゃないよなぁ~、という自然な説得力があると感じました。

なので、この『島感』の描き方への力の入れようが、この作品を素晴らしいものにしているんだなー・・・と。

次に、主人公(もも)まわりの展開もしっかりしている!
主人公の成長がくっきりと見てとれる。「通過儀礼オチ」まで用意されている!すぱらしい。


あーこの作品は、金曜ロードショーかなんかでやってたらつい毎回観ちゃう一本だな!
(非ジブリながら、それ級の中毒性w)


さらにさらに。
この作品を、主人公の母のいく子視点で見ていくと、、、
そりゃもうお気の毒。本当に涙なしでは見れない。
ラストの手紙のくだりなんかは、いく子さんと観客で大号泣!!!っという展開も余裕でできたはずなんです。でもそこは、あえて抑えた感じで終わらせているところもブレがなくていいと思いました。

あと、登場する島の子供達もいい。「島の子感」あっていいんです!
昨年観た「八日目の蟬」にも素敵な「島の子感」の子役がでていたっけ・・・

おっ、なんだか取り留めのない話しになってきたんで終わりにします。


近年のベスト映画!というほどではないけども、とてもいい作品でした!!