スマホ電話の主要部品は以下の通りです。
*OS
ディスプレイ(LCD、OLED)
*タッチパネル
*ベースバンドIC
アプリケーションプロセッサーIC(AP)
*パワーアンプ
電池
NANDフラッシュメモリー
DRAM
カメラセンサー
メカ部品
三星電子とそのグループはこのうち(*)のついたもの以外は世界的に高い競争力持っています。
LCD、OLED、AP、NANDではトップシェア。
これが収益の源泉。。ではありません。
実は、AP以外、LCD、NAND、DRAM、電池などほとんどは競争激しく、市場変動激しいために安定して利益を出せる製品ではありません。
競争相手はほとんど日本、台湾、中国で、日本のパナソニック、ソニーが低マージンで苦しんでいるのと同じ構図です。
注目すべきは、①OS、②AP です。
①OSはアンドロイド。三星は自社のBADA}というスマホ用OSを持っていますがこれは10年から急速に下火になり、今のGalaxyはほとんどアンドロイド。
通常、このような商品はOSが高かったり、OS開発者の連携が課題だったりします。
アンドロイドはフリーOSなので参入しやすくコストもかかりません。ウィンドウズPCと違い、力技でなんとかなる、従来のアジア的製造の世界です。
②APは三星が独自で開発したものではなく、アップルがiPhoneのプロセッサー生産を三星に委託。そのノウハウを流用して開発したものです。
アップルと三星の具体的契約はよくわかりませんが、アップルが委託した当初の三星は半導体工場で言われた通りに流すだけ、でスタート。
しかし、プロセッサーがA1→A2→A3→A4→A5(現在)となに従い、三星も習得。今では中国のアンドロイドメーカーは三星のAPは必須になっています。
通常新コンセプトの製品を立ち上げる時時間がかかり試行錯誤が必要です。三星電子はフリーソフトと先駆者への追随でこの難関をクリアしました。
結果的にAPは他社ができないものとなっており、これが多大な利益をもたらし、三星ブランドスマホの競争力も高めています。
