4人目を出産した25歳まで
虫歯がゼロだった私。
妊婦は虫歯になりやすい
という定説をあっさりと否定できて
いました。
若いときに妊娠出産って
やっぱりすごくラクなんだなと
改めて思えます。
最近では当たり前になった
予防歯科の文化ですが
昔は歯医者というと
虫歯になったら行くもの、でした。
昔はまだ予防歯科が珍しい時代。
フッ素塗布も酸っぱく苦いものしか
なかったです。
しかしそのフッ素の御陰様か
子供の頃から歯医者は
「何もなくても定期的に行くもの」
でした。
(最近では子供のフッ素塗布も
疑問がありどうするか考え中です)
ということでつい数年前まで
歯医者さんは「楽しいところ」
でした。
これこそが、今になって
親からの最高のギフトだったと
思えます。
花粉症もない
虫歯もない
なんて健康なカラダ!
5人目のときに人生で初めて
虫歯になり、親知らずを抜歯しました。
その後も、妊娠出産を繰り返し
親からの徳もすっかり切れて
しまったなと思いました。
しばらくは、定期的に歯医者に
クリーニングのために通ったのですが
やはり歯医者にかける
時間とお金がどうしても
作れないときがありました。
子どもの歯医者は
普通に行けるんですよね。
美容院にも8年以上
行け…なかったので
それに比べたら歯医者は
いけてたほうだと思います。
そうして
1年以上歯医者にいけないと
虫歯になりやすくなってしまいました。
自分を大事にできない生活が続き
虫歯ゼロ25年だった私が
現在は5本の虫歯の治療を
しています。
今回も後回しにしてしまった
セルフメンテナンスのせいでまた
虫歯いわゆるC2になって
しまっていました。
麻酔は一般的に3時間といわれて
いるように思いますが
私の場合、効きすぎる体質のようで
局所麻酔でも抜けるまで毎回6時間
かかります。
(ちなみに、主人は1時間で
切れます)
5回目の治療ですが
虫歯の治療中に
大泣きしてしまいました。
それをみた歯科医の先生には
びっくりして笑われました。
自分でも、泣きながら笑えて
しまいました。
麻酔が効いてるので
痛くて泣いたわけでは
もちろんなくて。
治療中自分と向き合ってたら
いろんな思いや考えが巡り
自分を大事にできなかったこと
私、つらかったねって思ったこと
親に申し訳ないと思ったこと
親に感謝の気持ちを伝えようと思ったこと
子どもの歯磨きやってないって思ったこと
単純に歯医者が怖がったこと
それでも
削られる最中
「治療は辛いけど
心臓は動いてるなぁ!」って
気づいたら、物凄く
自分の命や存在に
感動してしまいました。
もちろん、削られるのも
毎回めちゃんこ怖くて怖くて。
主人は、逆で虫歯が
子供の頃から多く
虫歯の治療に慣れていて
そんな私を笑います。
セルフメンテナンスの大切さは
こうした経験を重ねるからこそ
できるようになるっていうことも
ありますね。
このことから
子どもが泣きついてきても
「泣かないの!」って
言わないようにしてます。
泣きたいから泣いてるんだし
大人の私も我慢できないし
我慢させるとかわいそう。
ということで我が家は
子沢山ですが
全員虫歯なしです👍
・・・といいたいところですが
最近、高1長男は虫歯になりました😅
私の母は私を妊娠中、
当時は妊婦の治療は悪といわれており
虫歯の治療ができなかったらしく
3本抜歯、その後若くして
入れ歯になってしまったそうです。
妊娠中に虫歯になりやすい原因は
諸説ありますが私の経験上
母体の歯や骨から栄養を
とられて虫歯になりやすくなる
と、体感しています。
母親の虫歯の代償は
健康な子どもだったりするのですね。
私自身も然り。
お母さん、どうもありがとう。