たまにはうちの母のことを。
私は個性心理學でいうと
物静かなひつじなのですが
私の実家の母は母性豊かな子守熊(コアラ)です。
先日ブログに登場した息子もコアラですが
やはりコアラ同士母と息子は性格が似てるって
父に言われます。
うちの母も信仰深い人で
寺社仏閣が好きです。
どおりでスピリチュアルな話で
盛り上がれるわけだーってね。
おそらく母と私は
ソウルメイトなのかも
と、思うぐらいお互いに学びの多い
関係だなと思います。
ソウルメイト
といっても仲良しな友達親子という感じではなく
どちらかというとうまくいかない期間のほうが
多かったです。
ちなみにコアラの息子が好きな本は
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こころのふしぎ なぜ?どうして? (楽しく学べるシリーズ)
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続・こころのふしぎ なぜ?どうして? (楽しく学べるシリーズ)
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人の心に興味があるようです。
ひつじはコアラになにか言われると
よわよわで
私の本質は個性でいう他人軸だし
いつも母に合わせてしまったり
母のいうことをよくきくお利口さんでした。
学生のときはそれがイヤで
反抗したりもしましたが
母が年老いた今では
私が母に合わせてあげることで
母からの頼まれ事を
引き受けてあげてるな
親の役に立ててるなと
そういう感覚に
なるように変わりました。
母はマイペースで家事が苦手な
専業主婦でもお金に困らない人で
値段を見ないで買い物してしまうところが
よくも悪くもある。
そんな母は昔、看護師でした。
ナイチンゲールが大好きだそうで
ナイチンゲールの伝記を
私は読まされました。
ナイチンゲールってすごい人なんです!
母とはずっと確執がありつい最近まで
私は一緒にいることがとても苦痛で
私は母を一方的に嫌っていました。
母は過干渉でしたので
母と一緒にいると自分らしくいられないことに
とても不自由を感じていたのです。
そんな母は数年前
くも膜下出血で手術し入院しました。
生存率というか健康なもとの体に戻れる確率の低いこの病気で
母はみごとに元に戻って何事もなかったように
今は元気いっぱいで暮らしています。
母が倒れたのは旅行先のホテルでした。
友達と一緒にいるときだったのですが
なんと倒れたホテルは脳外科で有名な総合病院の
隣だったのです。
そして自力で病院まで歩いて診察を受けました。
この病気はご存知のとおり
発見が遅れることで死亡率率が高いのですが
すぐに病院で処置され緊急手術となりその後
有名な脳外科だけあって適切なケアを受けることができ
元気に退院できたのでした。
人には寿命があってその天命を全うしないと
死ねないと私は信じています。
母もまたそこまで大変な状況になったにもかかわらず
生き返ったので母にもまだ何かお役目があったんだと
思います。
母は料理が苦手で私にとっての
おふくろの味は買ってきたお惣菜でした。
お片付けも苦手で物があふれている
実家で
掃除は来客があるときしか多分しないと思われる(笑)
そういう家に育ったので今の私の家を見て母は私のことを
「あなたの家の中はすごくきれいでびっくりした」
と、言われました。
めったに外食しない我が家ですが
両親と外食するときはいつもこのお店↓
先日、パイナップルがのったメニューを初めて注文してみました。
長男にそれ注文する人って本当にいるんだねと笑われ。。。。。
ここのお店のマーメイドサラダが好き(笑)
そんな家事が苦手な母でいつもいつも
お前はダメだと!と喧嘩しているので
どうして結婚したのかと父に
きいたことがあります。
するとこう答えました。
「お母さんは信心深くてすぐ人に騙されやすいから
お母さんを騙そうとする人が近づいてきても
それにお母さんは気づけない。だから悪い人が接近してきたら
すぐわかるので、お母さんといると安全なんだ」
といっていました。
そ、そんな理由・・・・・・・・・
正直、驚きました。
うちの母って仕事できないし 根っからの専業主婦タイプで
すぐ人に騙されるしそのくせ自分で勝手に決めてやっちゃうし
家事もできないしわがままに見えるけど
実は心のきれいさがすごい人なんだなーと
ひそかに思っています。