増田セバスチャンの「家系図カッター」読みました | ゆりんごの森

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子育てしながら気付いたことなど書いてます。

増田セバスチャンって誰?

 

ああ…きゃりーぱみゅぱみゅの

MV作った人か!

 

というイメージだと思います。

 

私って文学的な本は全然読まないんですが

 

ひょんなきっかけで

毎年毎年なぜかこの時期は

メンヘラ的な本と出会い

一晩で一気読みすることが

毎年恒例行事となってます。

 

 

ちなみに去年は「家のない少女」を読みました。

これ、内容すごすぎなので

気になった人は自分で調べてね~

 

 

今年はほぼ日手帳で増田セバスチャンの

手帳カバーが初めて発売されることになり

それも人気第一位だとかで

増田セバスチャンって存在を

初めて知りました。

 

 

 

(きゃりぱみゅがきっかけじゃないんです)

 

 

 

あな吉手帳カバーでときめくカバーに

全く出会えないので最近は諦めてますが

 

 

 

増田セバスチャンの手帳カバー見て

これいいなと思ったけれど

ほぼ日にしか対応してないので

こちらも諦めました(笑)

 

 

ちなみにゆりんごはほぼ日

よくわかりません(^◇^;)

 

 

増田セバスチャンの事前情報は

全く知りませんでしたが

 

 

まだ原宿GAP前という場所があった頃

フルーツというファッション雑誌が出たばかりの頃

私も原宿系のファッションが大好きでした。

 

増田セバスチャンは文中でこう言う。

 

 

 

カラフルに染め分けた髪の毛

全身に開けられたピアスの穴

お菓子やぬいぐるみ

駄菓子屋で売ってそうな

プラスチックのアクセサリーや

おしゃぶりをかたどったネックレス。

 

 

まるで大人になんかなりたくないっていう

ピーターパン症候群の表れのようなものだった。

 

 

 

 

でもそれは

大きく違う。

 

 

嘘をついたり誤魔化したりする

大人に対して子供っぽいモチーフを

つけることによって

汚い大人になんかなってたまるか

というアンチテーゼなのだ。

 

 

と。

 

 

 

 

 

これ、私もわかるような気がする。

 

 

 

話は変わるが

 

 

 

以前、ネット依存症だった頃

仲良くなるひとって

精神的に病んでる人ばかりでした。

 

 

 

ルイトモっていうやつかな(笑)

 

 

 

病んでるってわからないで仲良くなるの。

映画の話とかアニメの話とか音楽の話とか

凄くいっぱい知っててチャットもとっても

上手。

 

 

でも自分は病気なんだって

言ってました。

 

 

さて、話は増田セバスチャンに戻ります。

 

 

この本で下村早苗容疑者のことが出てきます。

 

 

私もこの事件って凄く興味あって

以前色々読んだことあったんです。

 

 

それで私は子供を虐待してしまう人を

表面的な部分だけをみて悪く言うことを

 

 

私はしないと決めました。

 

 

但し、虐待を肯定するわけでは

もちろんありません。

 

人は常にその人の最善を生きている、

ということ。

 

 

最悪な家庭環境にあっても

増田セバスチャンのような人もいれば

下村早苗容疑者のようになってしまう人もいる。

 

 

 

過去の傷を

個性ととらえるか

傷ととらえるか。

 

 

 

 

増田セバスチャンの言葉や作品を見ると

嘘臭いほどカラフルな色の中に

前向きに明るく生きるポジティブさと

人工的で退廃的で不自然な

気持ち悪さが

同在しているように

感じる。

 

 

どん底にあっても

自分の表現したいことを

絶対に諦めない姿は

素直にカッコ良かった。

 

 

 

作品をきっかけに出会った

増田セバスチャンという人生観に

のめりこんでしまった

ゆりんごでした。