愛 貴方が欲しいと言っていた 貴方は私に何を求めるの? 甘い交尾を交わすたび 私の心は荒んでいく 五秒の絶頂 隠した心 色恋の果てに行き着くのは こんなにふざけた愛憎なのか 薄暗い部屋に貴方と私 脱ぎ捨てた衣服と共に 私の感情も消し去った ただひたすら抱き寄せて 悶え喘ぐ貴方と私 不確かな理由と欲望で 二人の体を熱く湿らせる
猥褻 貴方の熱を初めて知った ぬらりどろりと蠢く体内 甘い誘惑に誘い込まれて 形だけの 愛を交わす 美と醜の狭間で 喘ぎ鳴く無様な貴方 冷めた私の心と逆の 快楽を求む唸り声 曝け出した素肌 見せつけるような卑猥な口づけ 頭はとうにわかってるのに 体は貴方を離さない 全て終わったその時に 我に返って冷めた目で 私は貴方の玩具じゃない そう言い残して 部屋を出る
戦場賛歌 唯一線 空を切り裂く 叫びとともに 声は掠れる 全ては生きるため 戦場に身を置く勇者 崩れそうな鎧と 刃の欠けた鋼の剣 今にも倒れそうな体を起こして 守るべきものをかけて戦う 愛したのは未来 掴み取るのはこの手 命続く限り この足は 動きを止めない いつか倒れるその時 その心に何を思う 守り抜いた勝者の高ぶりか 敗れ去った敗者の絶望か まだ見ぬ終焉を夢見て 唯一人 勇み猛る